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ネットワークの仕組みについてメモをまとめてみた

Last updated at Posted at 2021-04-27

ネットワークの勉強をするときに、よく出てきた言葉とその仕組を見返せるようにまとめました。

IPアドレス

サーバーが持つネットワーク上の住所のようなもの(例:10.0.0.1)
サーバーなど、ネットワークに繋がっている機器は個々の識別するために、それぞれIPアドレスというナンバーを持っている。
img01.png

スイッチ

近接するサーバー同士をつなぐ集線装置のこと。
スイッチをハブにして、近接する複数のサーバー同士をつなぐことでネットワークを形成する。
ちなみにルーターはこのスイッチの機能を有しているため、ルーターがある場合はスイッチのみの機能は不要になる。
img02.png

img03.png

LANとWAN

LANとはローカルエリアネットワーク(Local Area Network)の略称です。
かんたんに説明すると「建物内の限定的なネットワーク」のことです。

WANとはワイドエリアネットワーク(Wide Area Network)の略称です。
上記で説明したLANが集合したネットワークのことで、
自分たちが普段使っているインターネットもWANの1つです。
LANとLANをつないだワイドなネットワークのことです。
img05.png

img06.png

ファイアウォール

セキュリティの機能のことで、サーバーへのアクセスの受け入れを制限するものです。
どこから・どういう形式でアクセスされたら受け入れるのかなど、通信のフィルターをかけます。

<例>

  • HTTPS通信はすべてOKにする。
  • SSH通信は特定のIPアドレスのみOKにする。 img08.png

サブネット(サブネットマスク)

IPアドレスの範囲を指定して、ネットワークを小さな単位に切り分けるためのものです。

10.0.0.0/255.0.0.0
10.0.0.0/255.255.0.0
10.0.0.0/255.255.255.0
10.0.0.0/255.255.255.240
10.0.0.0/255.255.255.252

下記の「/」以下の表記の方法をCIDR表記といいます。
CIDR表記の話をすると2進数の説明などが必要なため省きますが、基本的にサブネットの表記としてはCIDR表記が基本になります。

10.0.0.0/8
10.0.0.0/16
10.0.0.0/24
10.0.0.0/28
10.0.0.0/30

255.0.0.0 → /8
255.255.0.0 → /16
255.255.255.0 → /24
255.255.255.240 → /28
255.255.255.252 → /30

プライベートIP(ローカルIP)・パブリックIP(グローバルIP)

LAN内で通信するIPアドレスのレンジと、WAN間で通信するIPアドレスのレンジが規約で決められている。

LAN内で通信するIPアドレスのレンジ → プライベートIP
WAN間で通信するIPアドレスのレンジ → パブリックIP

プライベートIP(ローカルIP)

プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)とは、組織内のネットワーク(プライベートネットワーク)でのみ使用できるIPアドレスです。オフィス内のネットワークや家庭用のネットワークなどでは、通常プライベートIPアドレスが使われています。
プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)は個々のプライベートネットワーク内のみで使うことのできるIPアドレスですが、同じネットワーク内で重複して使うことはできません。

下記のレンジのみで設定することが可能。
10.0.0.0~10.255.255.255
172.16.0.0~172.31.255.255
192.168.0.0~192.168.255.255

パブリックIP(グローバルIP)

パブリックIPとは、インターネットに接続する機器が使用できるIPアドレスです。インターネット上ではIPアドレスが重複してはいけません。そのため、パブリックIPは、IPアドレスの管理団体が厳重に管理しています。
パブリックIPアドレスが必要になった場合、事前に管理団体に対して申請を行い、パブリックIPアドレスの割り当てを受ける必要があります。
上記のプライベートIPのレンジ以外すべて

NAT

プライベートIPアドレスをパブリックIPアドレスに変換する機能の事。

DNS

ドメインネームシステムの略で、インターネット上で ドメイン名 を管理・運用するために開発されたシステムです。
クライアントから特定のドメインにアクセスすると、ドメインをIPアドレスに変換する。
例えば「test.com」でアクセスすると、「test.com」のドメインを「11.20.30.40」に変換して、サーバーにアクセスする。

正確には、クライアントから通信があったときに、まずキャッシュを保存しているDNSサーバーに対して、ドメインとIPアドレスの照合をかける。
キャッシュサーバーにデータがなければ、ルートDNSサーバー、各ネームサーバーに問い合わせをして、ipアドレスを取得する。
そして、そのIPアドレスでページをリクエストする。
WEBページを見るときはこの工程を瞬時に行っています。

img09.png
※ここのサイトがわかりやすかったの詳しくはこちらを。
https://www.kagoya.jp/howto/rentalserver/dns-server/

まとめ

今回ネットワークについて改めて記事にまとめることで、今まで深く知らなかったことや、足りていないことなどが見えてきました。
ネットワークはWebの根幹のシステム

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