基本となる4大命令
- SELECT文
- UPDATE文
- INSERT文
- DELETE文
SELECT文
テーブルからデータを指定して取得する
SELECT 列名... FROM テーブル名 (WHERE 条件式)
UPDATE文
テーブルのデータを書き換える
UPDATE テーブル名 SET 列名=値1, 列名2=値2, ... (WHERE 条件式)
※注:WHEREのないUPDATEは全レコードが更新される。
INSERT文
テーブルにデータを追加する
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, 列名3, ...) VALUES (値1, 値2, )
DELETE文
テーブルに存在するデータを削除する
DELETE FROM テーブル名 (WHERE 条件式)
※注:WHEREのないDELETEは全レコードが消去される。
WHERE句について
WHERE句は結果が必ず真(true)
,偽(false)
となる必要がある。
主な比較演算子
比較演算子 | 意味 |
---|---|
= | 左右の値が等しい |
< | 左辺は右辺より小さい |
> | 左辺は右辺より大きい |
<= | 左辺は右辺の値以下 |
>= | 左辺は右辺の値以上 |
<> | 左右の値が等しくない |
NULL判定
※注 : NULLは=
では判定できない
- NULLであることを判定する =>
式 IS NULL
- NULLでないことを判定する =>
式 IS NOT NULL
LIKE演算子
LIKE演算子に使えるパターン文字
パターン文 | 意味 |
---|---|
% | 任意の0文字以上の文字列 |
_(アンダースコア) | 任意の文字列 |
BETWEEN演算子
ある範囲内に値が収まっているかを判定する
式 BETWEEN 値1 AND 値2
IN/NOT IN演算子
IN演算子
=> 値が( )内の複数の値のいずれかに合致するかを判定する
式 IN (値1, 値2, 値3, ...)
NOT IN演算子
=> 値が( )の複数の値のいずれかに合致しないかを判定する
式 NOT IN (値1, 値2, 値3, ...)
ANY/ALL演算子
複数の値と大小を大小を比較したい場合に用いる。
使用する場合は必ずその直前に比較演算子をつけて利用する
ANY演算子
値リストのそれぞれと比較して、いずれかが真なら真
式 基本比較演算子 ANY (値1, 値2, 値3, ...)
ALL演算子
値リストのそれぞれと比較して、すべて真なら真
式 基本比較演算子 ALL (値1, 値2, 値3, ...)
論理演算子
AND演算子
2つの条件式の両方が真の場合、真となる
条件式1 AND 条件式2
OR演算子
2つの条件式のどちらかが真ならば、真となる
条件式1 OR 条件式2
NOT演算子
NOT 条件式
論理演算子の優先度
NOT > AND > OR
の優先順位にしたがって処理される。
※ 優先順位を引き上げたい時には、条件式を( )
で括る。
参考図書 : スッキリわかるSQL入門