はじめに
AWS Step Functionsを作る際、GUIで作成できるWorkflow Studioの機能があります。
これが、VSCodeで使えるようになったとのことで触ってみました。
概要
- VSCodeの拡張機能AWS Toolkit 3.49.0以上が必要
- ローカルで作成して反映、作成済みのステートマシンをローカルで編集、の両方が可能
参考
やってみた
VSCode Toolkitインストール
AWS Toolkitが必要です。バージョンは3.49.0以上が必要とのことです。
現在は3.52.0が最新版でした。
新規にステートマシンを作成
VSCodeで作成して、その内容をAWSに反映してみます。
反映する際にIAMロールを指定する必要がありますので、ロールは先に用意しておきます。
作成・編集
テンプレートから適当なものを選びます。
記述形式を選びます。
コードの上のところにある、Open with Workflow Studio
をクリックします。
GUIの画面が出てきました。
反映
AWS上に反映するには、コードモードのPublish to Step Functions
をクリックします。
リージョンを選択します。
Quick Createを選択します。
用意していたロールを選択します。
名前を指定します。
コンソールから、作成されていることが確認できます。
既存のステートマシンを更新
既に作成済みのステートマシンを操作してみます。
VSCodeから開く
VSCodeの左ペインから、先ほど作成したステートマシンを右クリックし、Open with Workflow Studio
をクリックします。
編集して反映
GUIを操作して、ステートマシンを編集できます。最後のステートを変更してみました。
元のステートマシンに反映するには、コードモードのPublish to Step Functions
をクリックします。
リージョンを選びます。
Quick Updateを選びます。
上書きする対象を選択します。
ブラウザから見ると、更新されていることが確認できます。
テスト・実行
そのまま続けて、ステートのテストを行ってみます。
コンソールでの操作と同じように、ステートを選択してテスト状態
をクリックします。
テストを開始します。
問題なく実行できます。
ステートマシン全体を実行する場合は、左ペインから指示するようです。
結果はコンソールから確認できます。
おわりに
今回はVSCodeで出来るようになったAWS Step FunctionsのWorkflow Studioを触ってみました。
VSCodeに使い慣れた人や、ステートマシーンのコードをGitで管理している人には便利な機能ではないでしょうか。
この記事がどなたかのお役に立ちましたら幸いです。