はじめに
AzureのAutomationを試した内容を記事にしました。
AWSで同様のサービスである、AWS Systems Manager Automation Runbookも触ってみました。
最も単純な例として上記記事と同様、"Hello, World!"を実行するだけの例をまとめました。
概要
AWS SSM Automation Runbookは以下のように動かします。
- ランブックの作成
- ランブックの実行
Azureと違って、Automationアカウントのようなものもありませんし、ランタイム環境もAWS指定の中から選ぶだけです。
参考
やってみた
AWS SSM Automation Runbookは、[変更管理ツール]-[自動化]から始めます。
ランブックの作成
Create automation runbook
から始めます。
スクリプトを指定するので、「スクリプトを実行」ステップを追加します。
PowerShellにして、Hello, World!
にします。
作成すると、Automationでランブックを実行する画面に遷移します。ここでは一旦戻ります。
Automation実行
ランブックを選ぶ際に、先ほど作成したランブックを指定します。Owned by me
タグを選択すると、先ほど作成したランブックが表示されます。
右上の"〇"をクリックして選択し、フォーム右下のNEXTで遷移します。
ただ実行するだけなので、Simple execution
を選び、Execution
ボタンをクリックします。
完了した後、詳細から結果を確認できます。"Hello, World!"が出力されたことを確認できました。
スクリプトに何かあった場合、以下のようなエラーが出ました。同じエラーが起こった場合、スクリプトを疑ってみてください。
Conversion from JSON failed with error: Unexpected character encountered while parsing number: �. Path '', line 1, position 1.
おわりに
今回はAWSにて、SSM Automation Runbookを使ってみました。
Azureと違って、デザイン画面から構築できる機能があり、開発を補助してくれます。Step Functionsとどう使い分けるのかは考えどころと思います。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。