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LigthsailをHTTPS化する

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はじめに

lightsailでWordPressを触ってみたついでに、HTTPS化してみたので、その手順を記事にしました。

概要

以下の流れになります。

  1. Lightsail作成
  2. 静的IPアタッチ
  3. ドメイン・DNSの設定
    • ここではRoute53にドメインを用意し、Lightsail側で管理するようにします
  4. HTTPS化
    • Let's Encryptを使います
      • ACMではないです
      • 自動更新してくれるツールがLightsailに内蔵されています

やったこと

以下を参考に進めていきます。

Lightsail でインスタンスを作成

まずは「ステップ 2: Lightsail で WordPress インスタンスを作成する」を参考に、WordPressのサーバをつくります。
image.png

一番安価のを選びました。
image.png

インスタンスの名前を設定します。
image.png

作成されるまで、少々待ちます。
image.png

作成されると、以下のような画面になりました。
image.png

静的IPをアタッチ

「ステップ 5: Lightsail の静的 IP アドレスを作成して WordPress インスタンスにアタッチする」を参考に、インスタンスに静的IPをアタッチしてきます。

インスタンスを選択します。
image.png

[Networking]から[Attach static IP]を選択します。
image.png

名前を付けてアタッチします。
image.png

image.png

アタッチされました。
image.png

Route53登録済みのドメインに割り当て

次は用意したドメインで、先の静的IPをアタッチしたインスタンスにルーティングするようにします。
事前にRoute53でドメインを登録しておきます。

[ドメインとDNS]を選択します。
image.png

DNSゾーンの作成をクリックします。
image.png

Route53のドメインを選択します。
image.png

DNSゾーン作成すると、以下の画面になります。
image.png

ドメインのネームサーバーの値を、上記のアドレスに変更します。
image.png

これを押すと自動で設定してくれます。
image.png

これで、Lightsailでドメインが管理されます。
image.png

ドメインにリソース(今回は先ほど作成した静的IP)を割り当てしてきます
image.png

DNSレコードタブにて、Aレコードが追加されていることが確認できます。
image.png

HTTPS化

内蔵されているbncert ツールを使用することで、用いるドメインのSSL/TLS 証明書を Let's Encrypt 認証機関から簡単に要求して用いることができます。
またこのツールは、定期的に自動更新してくれるようなので、運用の手間も削減できます。

以下の2つのサイトを参考にしました。

SSHのウィンドウを起動します。
image.png

bncert ツールを使います。今回は古いバージョンだったようで、更新する旨表示されました。Yで更新します。

sudo /opt/bitnami/bncert-tool

An updated version is available. Would you like to download it? You would need to run it m
anually later. [Y/n]: Y

更新後、再実行します。

# 再実行
sudo /opt/bitnami/bncert-tool

# 対象のドメインをカンマ区切りで設定。
## 今回は先のドメインを1つだけ指定。
Domain list []: 

# wwwは使わないのでn
The following domains were not included: www.[直前に設定したドメイン]. Do you want to add them? [Y/
n]: n

Warning: No www domains (e.g. www.example.com) or non-www domains (e.g. 
www.example.com) have been provided, so the following redirections will be 
disabled: non-www to www, www to non-www.
Press [Enter] to continue:

# リダイレクトはする
Enable HTTP to HTTPS redirection [Y/n]: Y

# 設定に問題なければY
Changes to perform

The following changes will be performed to your Bitnami installation:
()
Do you agree to these changes? [Y/n]: Y

# Let's Encrypt証明書に関連付けるメールアドレスを入力
E-mail address []:

Do you agree to the Let's Encrypt Subscriber Agreement? [Y/n]: Y

Press [Enter] to continue:

無事、HTTPS化されていることが確認できます。
image.png

おわりに

AWSのサーバでありながらHTTPS化にACMを使わない点や、内蔵されているツールで設定する点など、戸惑う点も多かったですが、他社レンタルサーバでの設定と比べても、そこまで複雑ではないと感じました。

AWSのサービス群の一つとして扱え、その点が使いやすいサービスと感じましたので、機会があれば使ってみたいと思いました。

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