AWS X-Rayとは
AWS X-Rayはアプリケーションの動作に関するデータを収集・分析できるサービスです。CloudWatchはインフラレイヤでのパフォーマンスを確認できますが、X-Rayはアプリケーションレイヤを対象としてレスポンスタイムやレスポンスステータスなどの情報を収集します。主にトラブルシューティング目的で利用されます。アプリケーション内のリクエストをトレースし、処理時間やレスポンスを分析することで、パフォーマンスのボトルネックやエラーの発生箇所を特定できます。
使用方法
EC2、ECSやLambda、API Gatewayなど非常に多くのサービスと統合して使用することができ、統合する方法はサービスによって異なります。CloudWatchの「X-Rayトレース」として利用したり、ECSではサイドカーを使用したり、Lambdaではマネジメントコンソールからアクティブトレースを有効化するだけで使えたりします。