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自分がLinuxに必ず入れるアプリ

Last updated at Posted at 2020-04-30

この記事について

この記事では、私がLinuxにほぼ必ず入れているもの、無いと死んでしまうものをまとめました。
「もっと良いツールあるぞ!」「何に使うんだよそれ!」と思うものもあるかもしれませんが、必要なものは個人それぞれ異なりますので、スクロールして面白そうな所だけ読んでもらう形で結構です。

並べて書いてあるコマンドは、LinuxMint上でAPTを利用してのインストールを想定したものです。

※ デスクトップ環境やハードの相性等によっては、手動でリポジトリを追加する必要が出てくることがありますが、インストールの問題に関しては基本的にはここでは扱いません。

GUI アプリ

Linuxユーザとは言っても、GUIにはある程度頼ります。
デスクトップ環境抜きのオールCUIの超人ではないので・・・。

マルチメディア関係

VLCメディアプレイヤー

sudo apt install vlc

対応コーデックが非常に多彩な再生ソフト。
これ一本入れておけば、メディア再生に困ることはほとんど無い。
DVDの再生なんかにも使用。
メディア変換機能もあり。(いつも後述のffmpegを使うが・・・。)

Audacious

sudo apt install audacious

バックグラウンドで使うには個人的にベストな音楽プレイヤー。
シンプルなUIでプレイリスト機能が使いやすく、軽量で起動高速。
ウィンドウで目立つのはプレイリストと再生バーくらい。
ストリームの再生だとか、最近再生したものリストとかが不要に感じているならば、Rhythmboxよりもおすすめ。

YouTube to MP3

# 事前にパッケージをダウンロード、もしくは手動でのリポジトリの追加からも可能な様子
# RPM パッケージは配布されていない様子
sudo apt install ./YouTubeToMP3.amd64.deb

https://www.mediahuman.com/youtube-to-mp3-converter/

名前の通り、YouTubeの動画を音声ファイルで保存してくれるソフト。
YouTubeプレイリストからの一括ダウンロードもできる点で愛用。
また、プレイリストの内容を定期的に確認し、追加された動画を自動でダウンロードしてくれる機能もあり。
私はNCSの曲をダウンロードしている。
(YouTubeの動画を無断でダウンロードしても良いのかは正直グレーと思う。再配布とかをしなければバレないけど・・・。)
???「バレなきゃ犯罪じゃねぇんだよ!」

SimpleScreenRecorder

sudo apt install simplescreenrecorder

デスクトップ録画ソフト。
デスクトップのキャプチャはOBSでも可能ではあるが、こちらの方が小回りが効いて好み。

画像処理関係

Inkscape

sudo apt install inkscape

ベクター編集ソフト。
ちょっと余分な線なんかを消したりするのにも使用。
「最適化SVG出力」も結構気に入り。

GIMP

sudo apt install gimp

デフォルトで入っていることもあるラスター画像編集ソフト。
画像のトリミングや透過といった編集に使用。
Linuxを本格的に触れる以前は、よくWindowsPaintを使っていた。
WindowsPaintなど、今ではスクショ保存専用ソフト同然に。

Dia

sudo apt install dia

記事書き等に使う図の作成に使用。
svg出力が可能な点、マス目に沿って図形を書ける点で愛用。
PowerPointを使って一生懸命図を書いていたあの頃が懐かしい。

システム関係

GParted

sudo apt install gparted

ディスクパーティション管理ソフト。
LinuxMintにデフォルトで入っている「ディスク」というドライブ管理ソフトではできない操作を行う時に利用。

BleachBit

sudo apt install bleachbit

システムの一時ファイルやキャッシュなんかの削除をしてくれる。
たまに走らせると、数GB近く削減できることも。

Visual Studio Code

# 事前にパッケージをダウンロードしておく
# バージョンによってパッケージ名は異なるので注意
sudo apt install ./code_1.42.1-1581432938_amd64.deb

https://code.visualstudio.com/

Microsoft社がオープンソースで提供しているコードエディタ。
変数名や関数名、ファイル名等の入力補完が便利で愛用している。
Microsoft製品で唯一の愛用品。

gnome-games

sudo apt install gnome-games

オセロやマインスイーパー、ちょっとしたパズルゲームなんかが収録されている。
一休みしたい時なんかに。

KPatience

sudo apt install kpat

色々なソリティアが遊べる。
先程のgnome-gamesにもソリティアは含まれているが、こちらにはクロンダイク以外のソリティアも収録されており、個人的にはグラフィックもこちらのが好み。

Discord

# 事前にパッケージをダウンロードしておく
# バージョンによってパッケージ名は異なるので注意
sudo apt install ./discord-0.0.10.deb

https://discordapp.com/download

Discordのデスクトップアプリ。
ウィンドウを閉じても、デフォルトではバックグラウンドで動き続ける。
以前はSNAPで配信されたが、廃止?
LINEとは違い、Linux版があるのは嬉しい。

Slack

# 事前にパッケージをダウンロードしておく
# バージョンによってパッケージ名は異なるので注意
sudo apt install ./slack-desktop-4.2.0-amd64.deb

https://slack.com/intl/ja-jp/download

Slackのデスクトップアプリ。
こちらも、ウィンドウを閉じてもデフォルトではバックグラウンドで動き続ける。
LINEとh (ry

Fcitx

# fcitx 単体では、フレームワークが入るだけ
sudo apt install fcitx

# fcitx-mozc も入れることで、日本語入力が可能になる
# 恐らく、いきなり fcitx-mozc を入れるだけでも fcitx は自動インストールされる
sudo apt install fcitx-mozc

入力メゾット。これにより、日本語文字の入力が可能となる。
ディストリビューションによっては、日本語入力メゾット (IME) がデフォルトで入っていないこともあるので、場合に応じて手動インストール。
個人的に、iBusよりも好み。

CUI アプリ

GUIが発達しても、CUIは未だ現役。
コマンドとオプションを覚えていれば、すぐに目的の動作を初められる点、シェルスクリプトで半自動化できる点なら、GUIに劣らない強さを持つ。

コンパイラ関係

gcc, g++

sudo apt install gcc g++

makeで利用されることもあるので入れておく。
普段、シェルスクリプトばっかりでC++はあまり書かない。

マルチメディア関係

ffmpeg

sudo apt install ffmpeg

動画ファイルや音声ファイルの変換を行えるソフト。
使い初めて間もない頃はコマンドのオプションに苦戦することもあるが、一度慣れてしまえば下手なGUIアプリよりも快適に利用できる。
(※ 感じ方には個人差があります。)
ffproveでメディアの情報を確認するのも利用する。

eyed3

sudo apt install eyed3

MP3にアーティストなんかの情報を書き込む企画である、ID3タグの確認、及び編集ができるソフト。
確認だけであれば後述のExifToolで可能だが、編集はできない。

画像処理関係

gnuplot

sudo apt install gnuplot

グラフの作成、及び画像出力を行えるソフト。
数式のグラフを作るとき、表計算ソフトを立ち上げるのが面倒なときはこれ。
画像の出力形式も多彩なものに対応。
「ヌープロット」って言われたり「グヌープロット」って言われたり。

imagemagick

sudo apt install imagemagick

画像ファイルの変換や、回転、トリミング等の簡単な編集を行えるソフト。
PDF への出力を行うには、要設定ファイル編集。(記事執筆時点)

mozjpeg

※ ソースコードからのビルドが必要。インストール方法はここでは省略。

Mozilla社がオープンソースで公開しているJPEGエンコーダー。
いくつか存在するエンコーダーの中で、高い圧縮率を持つ。
基本的に利用するのはjpegtrancjpeg
jpegtranではJPEGのメタデータを取り除くことも可能。

zopfli

sudo apt install zopfli

Google社がオープンソースで公開しているPNGエンコーダー。
-mオプションをつけると、複数回エンコードを繰り返し、ファイルサイズの低下が少なくなるまで再エンコードしてくれる。
他にも圧縮率に関係するオプションはあるが、私は普段-mオプションしか利用しない。
また、1枚の画像のエンコードも数秒、長ければ数十秒かかることもある。

ExifTool

sudo apt install exiftool

画像ファイル (主にJPEG) に書き込まれたメタデータを確認、編集できるソフト。
画像ファイルに限らず、様々なファイルのメタデータの確認にも対応している。
(ただし、メタデータ確認はできても、編集には対応していないメディアフォーマットもある。)
シェルスクリプトの自作に役立つことが多々あり、よくお世話になっている愛用ソフトの一つ。

Vim

sudo apt install vim

Linux初期から存在する老舗テキストエディタ。拡張機能も豊富。
Viに機能が加えられたものがVim (Vi IMproved)。
Viは、多くのUnix/Linux環境ではデフォルトで導入されていることが多い。
root権限が必要な設定ファイル編集なんかには、間違いなくこれ一択。
ちなみに私は狂人Vimmerではない。

fish

sudo apt install fish

# 利用可能なシェル、fishのファイルパスの確認
cat /etc/shells

# インストール後、fishをデフォルトのシェルとして動作させる
# PC再起動後に変更は適応される
# ※ 環境によってファイルパスが異なることもある
chsh -s /usr/bin/fish

Linuxのシェル。
LinuxMintではデフォルトでbashが動いているが、fishの方が好み。
プロンプトのカスタマイズがブラウザ上で行えるのも好みの理由の一つ。

自分に適した環境を構築するには

ブログなんかで色々なソフトの使い心地が書かれていたりしますが、ベストなのは自分で触れてみることです。
プリインストールのものでイマイチ満足しきれないと感じたときは、色々探ってみると良いかもしれません。

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