ここで紹介するのは GUI 操作になります。キーショートカットガチ勢からすると全く快適にならないので注意。
Git Graph とは
VSCode の拡張の一つ。
Git リポジトリのツリーをグラフィカルに表示してくれます。
行をクリックすれば、そのコミットでの変更の詳細が出ます。
さらによく触ってみたら、これだけでなく他にも使えそうな機能があることに気が付きました。そこで、これ以外の機能を紹介します。
ダブルクリックでブランチ切り替え
「ブランチ名コマンドで打つの地味に面倒・・・グラフ見てマウスでココ!が早くて良い」と感じる僕には便利なものです。
太字になっているのが操作先ブランチです。
ブランチの各種操作
これもまたブランチ名入力が地味に面倒ということで愛用しています。特に push と delete はよく使っています。
操作するブランチを右クリックし、出てきたメニューから操作を選択します。
上の絵には映っていませんが、操作確定前にダイアログが出てきます。
初期状態で Yes にフォーカスがあるので、そのまま Enter で操作を適用できます。
コミットメッセージの #n を Issue/PR のリンクにする
リンクを使っているかというと、実は #n に色付けしたいだけだったり・・・。
Git Graph の Repository Settings を開き、Issue Linking を設定します。
-
#n
と番号が示されている箇所をリンクにすると指示- 適用したい書式によって
#
を任意の文字にする
- 適用したい書式によって
- Issue 番号を
$1
と書く形でリンクを指定- GitHub は Issue ページが
https://github.com/<user>/<repo>/issues/<issue_number>
という形式
- GitHub は Issue ページが
入力欄の上にある入力サンプル通り入力すれば OK。
メッセージに #n を含むコミットを見てみると?
左: 設定前, 右: 設定後
#n
がリンクになっているのが分かります。もちろん、クリックすれば当該 Issue に飛びます。
おわり
グラフを見ながら操作すると、どこにどうコミットをくっつけているかとか、また git reset
とかした際どこに居るのかとか、ツリー上の現在位置を把握しつつ操作できるところに安心感があります。