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OpenWeatherMapの観測場所をworldmapでマッピングしてみた

Last updated at Posted at 2020-12-05

NODE-REDのノードには
気象情報API 無料でも結構使える OpenWeatherMap があります。
             WS000100.JPG
無料APIでは、現在の天気と5日後までの3時間毎の天気予報を取得できます。
OpenWeatherMapのサイトでAPI Kyeと観測ポイントの設定で取得できるのですが
観測ポイント見つけるのがちょっとした手間です。

最適場所を判断するため地図にNODE-REDのデーターを描画できる
worldmapを使って可視化し判断できるようにしましたのでまとめます。

実際に描画したらこのようになります。
WS000089.JPG

OpenWeatherMapの設定

ノードの追加

ノードはパレットの管理からノードの追加で
node-red-node-openweathermapを追加

OpenWeatherMap API Kyeの取得

まずは、OpenWeatherMapでアカウント登録し
ログイン後にAPI Keyを取得
やり方は、アカウント名をクリックしたら下記の吹き出しみたいなリストが出てくるので
赤枠のMy API Keysをクリック
WS000103.JPG
API Keysサイトの黒線部分がAPI Keyです。
WS000104.JPG

ノードの設定

ノードはシンプル下記のノードで試せます
WS000105.JPG

JSON
[{"id":"dcb8bdfe.9f0ce","type":"debug","z":"1c24510c.fa96bf","name":"","active":true,"tosidebar":true,"console":false,"tostatus":false,"complete":"false","statusVal":"","statusType":"auto","x":990,"y":880,"wires":[]},{"id":"dc3a318b.d54c1","type":"openweathermap","z":"1c24510c.fa96bf","name":"","wtype":"onecall","lon":"139.02","lat":"37.55","city":"","country":"","language":"ja","x":770,"y":880,"wires":[["dcb8bdfe.9f0ce"]]},{"id":"bea8e03c.c098f","type":"inject","z":"1c24510c.fa96bf","name":"","props":[{"p":"payload"},{"p":"topic","vt":"str"}],"repeat":"","crontab":"","once":false,"onceDelay":0.1,"topic":"","payload":"","payloadType":"date","x":540,"y":880,"wires":[["dc3a318b.d54c1"]]}]

OpenWeatherMapノードを編集
API Kyeに** OpenWeatherMap*サイトで取得したAPI Kyeをコピペする
**Language
を設定し(私は日本語にする為Japaneseを選択)
その下のリスト選択が現在の天気と5日後までの3時間毎の天気予報の選択です
**Current weather for
が現在の天気
**5 day forecast for
が5日後までの3時間毎の天気予報
**combined current weather/forecast for
*が現在の天気と天気予報の両方取得できる
WS000106.JPG

Locationが観測ポイントの設定
City,Countryが地名で設定
Coordinatesが緯度経度で設定 
WS000102.JPG

設定は簡単ですが観測ポイントが分からないので何を入力したらいいかで戸惑うところです。

観測ポイント情報

JSONファイルを取得しCSVファイルに変換

観測ポイント情報はこちらのサイトの
city.list.json.gzにあります。
JSONファイルですが今回データ加工しやすいようにCSVファイルにしました。

変換はanyconvというサイトで行いました。
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍してcity.list.jsonファイルをCSVに変換しました。
※ファイルサイズエラーが出るときは日本だけを抜き出したものにしてみてください

CSVファイルにタイトル行を追加

worldmapに表示するためにCSVファイルの1行目にタイトル行を追加します。
追加したタイトルがpayload名となります。
緯度経度だけはworldmapノードの仕様に合わせ
緯度はlat 経度はlonにします。その他描画に入れたい内容は任意で設定できます。
WS000111.JPG

日本の情報約1400カ所をまとめたCSVファイルをこちらにおいてますのでよかったら使ってください
※気になる方はこの後のworldmapの設定を見て決めてください

worldmapの設定

ノードを追加

ノードはパレットの管理からノードの追加で
node-red-contrib-web-worldmapを追加
             WS000107.JPG

ノードの設定

サーバーデータを使う場合http requestノードを使う
WS000108.JPG

JSON

[{"id":"bc36f011.14f41","type":"csv","z":"93f8595e.34c898","name":"","sep":",","hdrin":true,"hdrout":"","multi":"one","ret":"\\n","temp":"","skip":0,"strings":true,"include_empty_strings":false,"include_null_values":false,"x":910,"y":600,"wires":[["9c1b1e9f.64c16"]]},{"id":"423270bf.36509","type":"http request","z":"93f8595e.34c898","name":"openweathermap_CSV","method":"GET","paytoqs":"ignore","url":"http://lirevo.com/ctw/openweathermap_jp","tls":"","persist":false,"proxy":"","authType":"","x":690,"y":600,"wires":[["bc36f011.14f41"]]},{"id":"4e7218f5.03c838","type":"inject","z":"93f8595e.34c898","name":"","props":[{"p":"payload"},{"p":"topic","vt":"str"}],"repeat":"","crontab":"","once":false,"onceDelay":0.1,"topic":"","payload":"","payloadType":"date","x":460,"y":600,"wires":[["423270bf.36509"]]},{"id":"9c1b1e9f.64c16","type":"function","z":"93f8595e.34c898","name":"ピン設定","func":"msg.payload.icon = \"globe\";//\"globe\";\nmsg.payload.iconColor = \"green\";\nmsg.payload.radius = 3000;\n\ndelete msg.payload.latitude;\ndelete msg.payload.longitude;\t\nreturn msg;","outputs":1,"noerr":0,"initialize":"","finalize":"","x":700,"y":700,"wires":[["e76acc2a.46db6"]]},{"id":"e76acc2a.46db6","type":"worldmap","z":"93f8595e.34c898","name":"","lat":"","lon":"","zoom":"1","cluster":"","maxage":"","hiderightclick":"false","coords":"none","path":"worldmap","x":900,"y":700,"wires":[]}]

PCのファイルから読み出す場合http requestノードをfile inノードに変えれば可能です。
             WS000107.JPG

ピンの設定

表示位置はCSVファイル内の緯度経度を読み取ってます
今回は観測ポイントにiconと定規代わりに半径3Kmのサークルを描画してます。
設定はfunctionノードで行ってます。

iconの設定

icon
msg.payload.icon = "globe";//"globe";

font awesomeサイトのアイコンも使えます
設定はfont awesomeサイトのアイコン名を記入するだけです。
例としてglobefa-subwayに変えて地下鉄アイコンを表示してみました。

fa-subway
msg.payload.icon = "fa-subway";

WS000110.JPG

iconの色設定

色値はHTMLの色設定で行えます。

iconColor
msg.payload.iconColor = "green";

サークル(円)の設定

定規代わりにサークル(円)が描画してます。
サイズ設定は半径をメートル(m)入力するので
今回は値を3000にしてます。

Circles
msg.payload.radius = 3000;

OpenWeatherMap Locationを取得

iconをクリックするとCSVの内容が表示されます。
WS000112.JPG
タイトル的なのがCityです Countryjpと入力します。
緯度経度の場合
Latitudeが緯度 Longitudeが経度です。

最後に

今回は設定までです。
気象データについてはまたの機会に書きます。

Node-REDやればやるほど先人が頑張ってくれたことを使わせてもらってます。
多動力とはこういうことかと理解できました。
私も先人を見習い、ちょっとつまずいたところをまとめてみました。

参考にしたサイト

 無料天気予報APIのOpenWeatherMapを使ってみる

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