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[翻訳転載] Golang Tip #12: 鍵作成時はmath/randの使用を避ける

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はじめに

本記事は以下のツイートの翻訳転載です。

鍵作成時はmath/randの使用を避ける

暗号化や一意な識別子の作成など、鍵の生成が必要なプロジェクトでは、鍵の品質とセキュリティは重要になります。

なぜmath/randを避けるべきなのでしょうか。

math/randパッケージは擬似的に乱数を生成します。

つまり、乱数の生成方法(と生成時に使用されるシード)を知っていれば、生成される乱数は予測されてしまいます。

image

現在時刻をシードとして使用したとしても、実行ごとに現在時刻が大きく変動することはないため、予測不可能性(unpredictability (entropy))は低いままです。

ではcrypto/randはどうでしょうか。

crypto/randは、暗号的に安全な数値を生成する方法を提供します。
(OSが提供するランダム性のソースを使用することで、予測しにくいように設計されています)

image

暗号化、認証、その他セキュリティが重視される処理においては、crypto/randの方が適しているでしょう。

おわりに

math/rand, crypto/randについては以下にまとめられているのがわかりやすかった。

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