はじめに
この記事では入社3年目のエンジニアがタスクを進めるうえで気にかけていることをまとめました。
今回は難しそうなタスクの対処
と終わるか心配な大量のタスクの対処
の2つがメインです。
徐々にタスクが増えてきた私が
「このタスクなんか難しそうだな、うーーん」
「今日ちょっとタスク多くない?これ終わるかな?」
という時に意識していることを記事として残しておこうと思います!
難しそうなタスク
「難しそう」の正体
そもそも難しそうっていったい何でしょう。
難しいと感じるものや原因は人それぞれなので一概には言えませんが、自分は
⇒ ひとつひとつは簡単だけど、それらが複雑に絡み合ってわけわからなくなってるもの
だと思っています
つまり難しそうと感じるものの正体は、簡単で単純な要素がごちゃごちゃに集合しちゃってるだけかもという思想です!
というわけで今回はこの思想で解決できる、何から手を付けたらいいかわからない、漠然と"すぐにできなさそう"と感じる、といった部類のタスクの対処法になるかなと思います。
対処法
・タスクを分解する
対処法はとても簡単で、複雑になってしまっているタスクを簡単だと感じるレベルまで分解するだけです。
とにかく簡単だと思える小さな作業まで分けることが大事。
タスク分解の例:設計書の修正
【分解する前】
変更内容を取り込んでチェックまで完了させる(ちょっと面倒そう)
【分解した後】
・変更内容の取り込み① 見出しの文字直すだけ(楽勝)
・変更内容の取り込み② パラメータ1の修正箇所の反映(直すだけ)
・変更内容の取り込み③ パラメータ2の修正箇所の反映(直すだけ)
・直したところのチェック
⇒なんかできそうかも
自分が「これならできる」と思えるレベルに分解できていればOK
・手を付けられそうな簡単なところから始める
自分でも出来そうなレベルにタスクを分解できたら、その中でも"着手しやすそうなもの"から処理します。
難しそうなタスクはそもそもやる気が起きないので、やってるうちにやる気が出るのを待ちましょう!
おそらく簡単な作業を進めていくうちに調子が出てくるはずです!
調子が出てきたらあとは分解したタスクをひとつずつこなしていくだけです。
※分解しすぎて物量が多くなって不安な時は次の「終わらなそうなタスクの対処法」で解決です。
終わるか心配な大量のタスク
終わらないかもという不安
まず、不安の原因は 「こうすれば終わるだろう」という見立てがないことにあると思っています!
心配でもとにかく進めるしかない、と思う時もあるのですが私の性格上、不安にはデメリットがあります。
不安を放置するデメリット
①終わらなかったらどうしよう、と無駄に考えて作業の進みが遅くなる
②精神的にきつい
③そもそも着手する気にならない
繁忙期などタスクが詰まっているときにこんなデメリットと付き合っている暇はないので次の対処法で対抗します。
対処法
・作業計画を立てる
終わらなそうな不安に負けずタスクを完遂するために大事なのは、計画を立てることです!
計画を立てる時間がもったいない、手間がかかる、と思ってしまうところですが、
小さな手間と労力で作業が進めやすくなるならおつりがきます(おそらく)。
・計画を立てるステップ
- 最終的な完了目標と期限を確認する(どのレベルの成果物をいつまでに終わらせるか)
- タスクの全量を把握し一覧化する
- タスクごとの予測時間(5分単位で)と着手するタスクの順番を決める
- 予想されるタスクの進捗をスケジュールにはめる
⇒○○時ごろにはここまで終わってるはず、がわかる! - 明らかに終わらないなと感じた場合は相談する
こちらはあくまで私が普段やっている方法になりますが、4までやると「どのペースで作業したらこの時間に終わる」が明確になります!
タスクごとに終了時間の目安があることで進捗の状況もわかり、タスク完了までの道のりもはっきりしていて作業が進めやすいというわけです。
「10日で日本縦断してこい」よりも
「今日北海道、2日後に宮城、4日後に東京、5日後に~」
って言われる方が不安なく進みやすいみたいなイメージ
計画を立てる時のポイント
①タスク内容と予測時間が具体的であること
②無理のない範囲で、休憩も含めて計画すること
③予測時間は過去の実績から決めるとなお良し
④心配であれば「このペースで進めるつもりです」を上司に確認
これで何の不安もなく計画通りに簡単なタスクを進めるだけで予定通りにタスクが完了できそうな気がします!
まとめ
今回は難しそうなタスクは簡単になるまで分解する
、終わらなそうなときは計画を立ててみる
の2点について記事にしてみました。
少しでも、タスクに潰されそうな方の参考になればうれしいです。
このほかにもタスクを進めるにあたって意識している点は多々ありますが、
それはまた機会があれば別の記事にまとめたいと思います!
余談ですが、私がタスク処理を頑張る理由は圧倒的に定時退勤のためです。
これからも"なんとしてでも定時で上がりたい"という強い気持ちを胸に、着実にタスクを処理していく社会人を目指していきます