自分がデータベースでよく使う型で一番手が止まるのは、タイムスタンプ型です。
例えば Oracle だと to_date で日時を指定してみたり、それでも上手く指定できずに between を使って select 文を書いたりしています。
一方 Cassandra に関しては、タイムスタンプ型の指定がとても大らかで助かったので、まとめてみました。
※ cqlsh は 3.4.4 を使っています。
Cassandra のタイムスタンプ型は文字列で指定する
以下のパターンは、全て Cassandra のタイムスタンプ型として成立します。
-
2019-04-15
(その日の0時0分として利用ができる) -
2019-04-15 00:00
(分単位) -
2019-04-15 00:00:00
(秒単位) -
2019-04-15 00:00:00+0000
(4桁のタイムゾーンを指定。例は GMT) -
2019-04-15 00:00:00Z
(cqlsh や環境変数で指定された時差を使用)
便利ですね。
※ 他にも Cassandra は時刻に関する表現として timeuuid 関数を持っています。
こちらは必ずユニークな値で保存でき、データの一意性を保ちたい場合に便利です。