私の勝手な偏見と都市伝説でリチウムイオン電池の長持ちさせるコツを誤解していたので、
Apple公式サポートやAnker公式の情報を見つつバッテリーを長持ちさせる方法を改めて調べてみました。
iPhoneのバッテリー状態の確認
まずは、現在のiPhoneのバッテリーの状態を確認する(iOS11.3以降)
- 「設定」アプリ→「バッテリー」→「バッテリーの状態」
最大容量とは
iOS11.3以降でバッテリーの最大容量を確認できるようになっています。
リチウムイオンバッテリーの特徴として充電→駆動→充電のサイクルを繰り返すにつれ「化学的経年劣化」が発生します。
充電できるMAXの最大値が少しずつ劣化して減ってきているということです。
ピークパフォーマンス性能
最大容量が90%以上にも関わらず
- シャットダウンが多発する
- バッテリーの減るスピードが急激に早くなった
- App の起動に時間がかかるようになった
などの症状がある方はここを確認します。
ここのメッセージが上記以外の場合は
iOSのパフォーマンス管理(性能低下させる)機能が働いています。
バッテリーが劣化している場合もメッセージが変わりますので正常値でない場合はバッテリーの交換目安になります。
バッテリーの耐用年数(寿命)を延ばす日常的なコツ。充電はどういうサイクルでした方がいいか?
では実際にどういう風に普段使っていけばいいのかを調べてまとめてみました。
最新のソフトウェアにアップデートする
よくiOSをアップデートしない人も見かけますがAppleのソフトウェアアップデートには
先進的な節電技術が含まれていることが多いのでアップデートを推奨されています
(まあリリース直後にアップデートすると不具合に合うこともあるので人柱にならないようタイミングは注意ですね)
バックグラウント処理をオフにする
「設定」アプリ→「バッテリー」で、Appごとのバッテリーの使用状況を確認できます
ここでバックグラウンドで動いているアプリを確認できます。
日本語設定のiPhoneでは現在(背面処理)と表示されているようです。
ここで不要な処理が動いているアプリを確認し、
「設定」>「一般」>「Appのバックグラウンド更新」と選択し、
「Wi-Fi」「Wi-Fiとモバイルデータ通信」または「オフ」を選びます。
「オフ」を選ぶとアプリケーションのバックグラウンド更新を完全に止めることができます。
コンピュータをコンセントにつなぎ、電源を入れてから、デバイスを充電する
コンピュータを使ってUSB経由でiOSデバイスを充電する時は、そのコンピュータがコンセントにつながれており、電源が入っていることを確認してください。デバイスをつないだコンピュータの電源が切れている場合や、スリープモードまたはスタンバイモードになっている場合は、デバイスのバッテリーが消費されることがあります。
これはちょっと意外でした^^;
週1や定期的に電源を切る
たまに休みが必要なのは、スマートフォンやタブレット等のモバイル機器も同じこと。定期的に電源を切ることで、バッテリーへの負担を軽減することができます。特に睡眠時間は、電源を切るチャンスです。できれば少なくとも週1回は電源を切ることをオススメします。
約20% ~ 80%の間でバッテリー残量を維持する
定期的に100%から0%まで使い切ったほうが良いのか?
リチウムイオン電池に関して言えば、これは誤りです。過度な振れ幅 (100%→0%) はバッテリーに不可がかかり、劣化に繋がります。バッテリーの性能を長く保たせるなら、約20% 〜 80%でバッテリー残量を維持しましょう。
0%まで使い切らないほうがいいみたいですね; 完全に勘違いしてました。
参照
【知っているようで知らない、バッテリーの話】
https://magazine.ankerjapan.com/%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A7%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%A9%B1
↑ここ分かりやすくてオススメです
Apple公式
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/battery-power
https://time-space.kddi.com/mobile/20180801/2394
https://appllio.com/iphone-battery-change-program-and-extend-useful-life