概要
9か月ぶりに現場に復帰するためLaravelを使用し、基礎勉強をし直したので
基礎的なことですが備忘録として残したいと思います。
なお今回はWindowsで作業を行っているので、書いている内容はWindowsの使用を前提としています
Laravelインストール
Laravelをインストールする前に下記をインストールする必要があります
Docker Desktop Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)
インストール完了後Docker Desktopを起動し下記コマンド実行
curl -s "https://laravel.build/[ファイル名]" | bash
プロジェクトを作成したらプロジェクトフォルダに移動して./vendor/bin/sail up
を実行
実行したらlocalhostへアクセスできます
sailコマンドに関しては下記urlを参照いたしましたので参考までに...
(https://readouble.com/laravel/9.x/ja/sail.html)
artisanコマンド
Laravelでよく使用するartisan
その中でもいくつかピックして書き残します
php artisan list
困ったときはこちらでartisanのコマンド一覧がみれます
php artisan help [コマンド]
コマンドの利用方法やオプションがわかります
php artisan help make:controller
Description:
Create a new controller class
Usage:
make:controller [options] [--] <name>
Arguments:
name The name of the class
Options:
--api Exclude the create and edit methods from the controller
--type=TYPE Manually specify the controller stub file to use
--force Create the class even if the controller already exists
-i, --invokable Generate a single method, invokable controller class
-m, --model[=MODEL] Generate a resource controller for the given model
-p, --parent[=PARENT] Generate a nested resource controller class
-r, --resource Generate a resource controller class
-R, --requests Generate FormRequest classes for store and update
-s, --singleton Generate a singleton resource controller class
--creatable Indicate that a singleton resource should be creatable
--test Generate an accompanying PHPUnit test for the Controller --pest Generate an accompanying Pest test for the Controller
-h, --help Display help for the given command. When no command is given display help for the list command
-q, --quiet Do not output any message
-V, --version Display this application version
--ansi|--no-ansi Force (or disable --no-ansi) ANSI output
-n, --no-interaction Do not ask any interactive question
--env[=ENV] The environment the command should run under
-v|vv|vvv, --verbose Increase the verbosity of messages: 1 for normal output, 2 for more verbose output and 3 for debug
php artisan make:controller [コントローラ名]
コントローラ作成
php artisan make:model [モデル名]
モデル作成
オプションに-mc
をつけてコントローラとマイグレーションファイルを
一括で作れます
php artisan make:request [リクエスト名]
リクエスト作成
php artisan breeze:install
ログイン認証画面を作成する
Composer経由でLaravel Breezeのパッケージをインストール
composer require laravel/breeze --dev
php artisan breeze:install
マイグレーション実行
php artisan migrate
上記実行後127.0.0.1の画面の右上にloginとRegisterが追加されます
php artisan route:list
ルーティング確認
php artisan cache:clear
キャッシュのクリア
マイグレーション
php artisan make:migration create_flights_table
マイグレーションファイルの作成
php artisan migrate
マイグレーション実行
php artisan migrate:status
マイグレーションの実行状況の確認
php artisan migrate:rollback --step=3
ロールバック、左でいうと最後から3つのマイグレーションを戻す
php artisan migrate:reset
すべてのマイグレーションをロールバックする
まとめ
基本的に困ったらlist
help
で調べて必要に応じでオプションを追加し実行していくかと思います
ついでに、今回調べているうちにvscodeの拡張機能にて便利そうなのがあったので追記します。
拡張機能名はLaravel Artisan
とそのままです。
インストールしたあとCtrl + Shift + P
又はF1
でコマンド一覧を表示、その後artisan
で検索すると下記のようにコマンド一覧が表示されます。
メリットとしては、コマンド一覧をすぐ見れる、ターミナルを開かなくても実行できる、普段使いするものはショートカットキーを設定すれば楽に使用できる、でしょうか
コマンド入力に慣れていない人や、artisanコマンドに慣れて機能を把握したうえで、楽してコマンド打ちたいなどであれば、使用すればいい感じかなと思っています
vscode拡張機能
Laravel用の拡張機能をいくつか使ってみて、実際役に立ちそうなものがいくつかあったので上げておきます
Laravel Blade Snippets
Bladeファイルにて自動補完してくれたり、整形してくれます
自動補完 例 b:if-else
でif else文を自動補完します
整形機能 設定画面の拡張機能の項目からEnable format blade fileを探しチェックを入れる
成形したいbladeファイルで 「Shift」+「Alt」+「F」を押すと整形してくれる
Laravel goto Controller
参照元のコントローラにアクセスできるようになります
ctrl + 左クリック
で対象のコントローラへ移動できます
Laravel goto View
参照物とviweファイルにアクセスできるようになります
ctrl + クリック
で対象のviweファイルへ移動できます
コントローラは定義移動でも飛べるのでViweファイルに飛べるのは結構楽になるかと
Laravel Blade Spacer
Bladeファイルにて以下のタグを記述する際、自動でスペースを入れて使いやすくしてくれます
{{ }}
{!! !!}
{{– –}}
まとめ
今までphpの拡張機能はいくつか入れてコードを書いていましたが、今回基礎をやり直す際、せっかくだからLaravel関係の拡張機能を実際に使ってみて、使いこなせれば便利だなと思ったものを上げてみました。まだまだ、たくさんの機能があるので、使用してみて必要であればどんどん取り入れたいと思っております。
最後に
実際に基礎から学びなおして、まだまだ学べることはあるなと実感いたしました。
これからはコードをがりがり書いていくと思うので、その都度引っかかった事や新しい発見、便利なツールなどあれば、共有していきたいと思います