この記事は レコチョク Advent Calendar 2023 の25日目の記事となります。
はじめに
メリークリスマス!
株式会社レコチョクでエンジニア新卒採用を担当している伊藤です。
まずは簡単な自己紹介を
歌うことが好きで「音楽でご飯を食べていけたらなー」なんて夢に思っておりましたが、当時付き合っていた彼女との未来を想像し「やっぱり働くか」と就活をはじめた男です。
・2014年に総合職新卒としてレコチョクに入社(無事そのまま2年目に結婚)
・6年間ほど レコチョク 、dミュージック 、dヒッツ 、WIZY などのサービス企画/運営/CRM施策を担当
・2020年から人事として総合職新卒採用を担当
・2021年から総合職とエンジニア両方の新卒採用を担当
・2022年からエンジニア新卒採用をメインに担当(いまココ)
見ていただいてわかるように、エンジニア職入社でもなく、エンジニアに関連する業務を担当していたわけでもありません。
本日は、そんな私のような人事の方であったり、これからエンジニア新卒採用の担当をやります。
といった方に向けて、私がエンジニア新卒採用で気を付けていることについて、少し書かせていただければと思います。
結論
エンジニア新卒採用で効果を出す為には、エンジニア社員と一緒にやることが大切です。
やはりエンジニアとしての経験がないと、勉強してもわからないこと、答えられない(上手く伝えられない)ことがあります。
なので、その場合には積極的に
・エンジニア社員に助けを求めています
・エンジニア社員に話を聞くようにしています
現場社員を巻き込む努力をすることで、結果的に学生さんにとって効果的なコミュニケーションをとれるようになり、自分自身の負担も分散することができています。
改めて、大切なのは一緒にやることです。
全てを丸投げするわけでもなく、エンジニア社員の意見を鵜呑みにするわけでもありません。
人事経験として培った
・学生さんや世の中のトレンド
・学生さんとのコミュニケーションノウハウ
・各掲載メディアなどの有効性や情報収集
などを掛け合わせて、共有と提案をしながら、役割分担をしていきます。
なぜ人事だけだと難しいと感じたのか
大きく下記2点です。
・学生さんに対して魅力を伝えきれていない
・学生さんの技術力を正しく評価してあげられない
やはり自分自身がエンジニアとして働いていたわけではないので「自社のエンジニアとして働くメリット」や「遣り甲斐、楽しさ」などは、人から聞いた言葉をただ伝えるだけになってしまい、想いまで伝えることができませんでした。
また、エントリーシートや面接では技術的な部分は見えにくく、正直判断できません。
「●●で■■技術を▲年間経験してきました」
「◆◆を開発しました」
この内容について質問しても、本当に技術力があるのか判断できませんでした。
どのように改善したのか
相談して巻き込みます。
会社説明会など直接学生さんと接点を設けられる機会では、エンジニア社員にも同席をお願いしたり、説明会の進行自体もお願いしてしまったりして、より具体的で学生さんが「知りたい」と思われるような内容を伝えるようにしました。
他にも技術力の部分では、選考フローの設計から巻き込みを行いました。
結果としてプログラミングテストを導入し、直接エンジニア社員にコードの中身まで確認してもらうことで
・どのような点を気を付けて書いたのか
・どのような工夫をしたのか
などを学生さんに質問できるようにしました。
そうすることで、エントリーシートや面接では見えにくかった、エンジニアとしての「技術力」を一緒に確認できるようにしました。
まとめ
新卒採用を人事だけでやらない、現場社員を巻き込む努力をする。
ことが学生さんの為にもなるはずだし、気を付けていることです。
これを読んでいただいている人事の方で、エンジニア新卒採用に悩みがある方は、是非エンジニアの方に相談してみてください。
(これを読んでいただいているエンジニアの方は、是非人事の方の相談にのってあげてください!)
結果として「求めている人物像」も明確になっていき、入社した新卒が大活躍して、将来の自分を助けてくれる!
そんな未来がくることを願っております。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
このような記事は今まで書いたことがなかったので、読みにくかったら申し訳ございません。
少しの暇つぶしとして楽しんでいただけたらと思います。
今回のAdvent Calendar 2023のような技術記事であったり、レコチョクの技術関連トピックについては、定期的に X(Twitter)レコチョク《エンジニア広報》でも投稿しております。
ご興味ある方はフォローいただけますと幸いです。
(はじめたばかりなので、めっちゃ喜びます)
改めて レコチョク Advent Calendar 2023をお楽しみいただき、ありがとうございました。
それでは、良いクリスマスを!
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この記事はレコチョクのエンジニアブログの記事を転載したものとなります。