はじめに
OpenCV+PySimpleGUIを使用して種々の画像処理を行うための出来るだけシンプルな環境構築をまとめます。
Minicondaのインストール
公式サイトからminicondaをダウンロードしてインストールします。
miniconda
minicondaを使用するのは、後々仮想環境を作りやすくするためです。
パッケージのインストール
C:\requirements.txtというファイルを作り、中に以下のパッケージ名をコピペして保存します。
opencv-python
opencv-contrib-python
matplotlib
pysimplegui
flake8
autopep8
ipython
ipython_genutils
ipykernel
numpy
pillow
Anaconda promptを起動し、以下のコマンドを実行します。
pip install -r C:\requirements.txt
このコマンドで最低限のパッケージをインストールすることが出来ます。
VSCodeのインストール
マイクロソフト社のコードエディタであるVSCodeをダウンロードしてインストールします。
Download Visual Studio Code
VSCodeの設定
Ctrl+,でSettingsを呼び出し、上部のSearch settingsの部分にpython.pythonpathと打ちます。
Python:Python Pathが出てくるので、インストールしたminicondaのフォルダにあるpython.exeのパスを入力します。
C:\CMD\Miniconda3\python.exe
拡張機能の追加
VS Codeのツールバーの拡張ボタンをクリックして、「Python」で検索し、Python拡張(Python extention for Visual Studio Code)をいれます。
以上で完了です。
できるだけシンプルにと考えるとこのようになりました。
参考リンク
pipでアップデートするときのコマンド pip update
Python環境構築(Anaconda + VSCode) @ Windows10 【2020年1月版】