はじめに
パッケージによっては利用者向けの設定画面が存在し、そこで初期設定を行ってほしいケースが少なからずあるかと思います。
設定画面は独自のウィンドウで作られることもあるかもしれませんが、Project Settingsに置かれることが多いかと思われます。そのような時に設定画面までの導線を誘導するのは結構大変で、使う側からしても手間がかかるように思います。
そこで、以下のようなパッケージをインストールした後の画面(パッケージ概要やRemoveボタンなどがある画面)に、
Configureボタンを設置して、そのボタンをクリックしたときにProject Settingの指定したページを表示できるようにします。
実装例
動作確認環境
- Windows 11 24H2
- Unity 2022.3.62f1 / 6000.0.55f1 / 6000.1.15f1 / 6000.2.0f1
実装について
以下の記述を対象のパッケージのpackage.jsonに記述してください。また、configurePath
のProject/
以降は表示させたいProjectSettingsの設定ページのパスに置き換えてください。
"_upm": {
"gameService": {
"configurePath": "Project/誘導したいProjectSettings内の設定ページのパス"
}
}
たとえば、configurePath
に"Project/Audio"
を指定すると、Project SettingsのAudioの設定画面が表示されます。
また、その時点では存在しない設定ページのパスを指定した場合は特にエラーなどは出ずに設定ページが出る場所に何も表示されていないProject Settingsが表示されます。