FileMaker Advent Calendar 2015の15日目
FMC2Goスケジューラーにおけるユーザーに選択させるだけのレイアウト
前回までの「FMC2Goスケジューラーにおけるレスポンシブ・デザイン」でグローバル変数を使って最適なレイアウトに切り替えているのはわかった
しかしユーザーがレイアウト選択する時のレイアウト名には
- iPhone
- iPad
は出ていない
もちろんこれらのレイアウトを選択すると正しいレイアウトに遷移する
今回はこのあたりを補足で見てみようと思う(1ネタゲッツ(笑
レイアウトモードで見てみる
レイアウト設定を見てみる
スクリプトトリガが設定されてます
「Navigation Redirect [OnLayoutEnter]」スクリプトを見てみる
ここでもグローバル変数「$$device」を見ているようですね
そしてここでは直接レイアウト名を指定しているようです
Case (
Get ( レイアウト名 ) = "Schedule List" ; "Schedule List iPhone" ;
Get ( レイアウト名 ) = "Schedule Detail" ; "Schedule Detail iPhone" ;
Get ( レイアウト名 ) = "Speaker List" ; "Speaker List iPhone" ;
Get ( レイアウト名 ) = "Speaker Detail" ; "Speaker Detail iPhone" ;
Get ( レイアウト名 ) = "Maps" ; "Maps iPhone" ;
Get ( レイアウト名 ) = "Information" ; "Information iPhone" ;
Get ( レイアウト名 ) = "Contacts" ; "Contact List iPhone" ;
Get ( レイアウト名 ) = "Eval" ; "Eval iPhone" ;
Get ( レイアウト名 ) = "Result List" ; "Result List iPhone" ;
"Error"
)
どこに居るか(居たか)をきっちり管理しているようです
見慣れないレイアウトパートがあるので補足
上部ナビゲーション
各画面の上に表示され、レイアウトのナビゲーションに使用するボタンまたはその他のコントロールを含むことができます。上部ナビゲーションパートはスクロールすることやズームイン/ズームアウトを行うことはできず、プレビューモードでは印刷および表示されません。上部ナビゲーションパートに追加したフィールドは、現在のレコードのデータを使用します。1つのレイアウトで使用できる上部ナビゲーションパートは1つだけです。
下部ナビゲーション
各画面の下に表示され、レイアウトのナビゲーションに使用するボタンまたはその他のコントロールを含むことができます。下部ナビゲーションパートはスクロールすることやズームイン/ズームアウトを行うことはできず、プレビューモードでは印刷および表示されません。下部ナビゲーションパートに追加したフィールドは、現在のレコードのデータを使用します。1つのレイアウトで使用できる下部ナビゲーションパートは1つだけです。
FileMaker14から導入された
- スクロールできない
- ズームイン/ズームアウトできない
- プレビューモードでは表示されない
レイアウトパートです
固定ヘッダとかフッタによい感じで使えそう