FileMakerワークショップに参加してきた
06/18に開催された株式会社 未来Switchさん主催のFileMakerワークショップ
「新製品!さわってみよう FileMaker 15 プラットフォーム」
に参加してきた
新製品!さわってみよう FileMaker 15 プラットフォーム
今回リリースされたFileMaker 15 プラットフォームがテーマな訳ですが
◆主なトピック(覚えている範囲で)
- ヘルプがHTML化された
- マスク付き編集ボックス
- テーブルデータの削除
- iBeaconのサポート
◆ヘルプがHTML化された
FileMaker Pro 15 ヘルプのダウンロードからダウンロードして手元に置くことが可能になった→爆速検索が可能に
◆マスク付き編集ボックス
ポップアップメニュー、チェックボックス、またはその他のコントロールを表示するためのフィールド設定
使い方
- レイアウトにフィールドを置く
- インスペクタでコントロールスタイルを「マスク付き編集ボックス」にする
→ 新しいレイアウトオブジェクトではなく、フィールドの派生コントロール
特徴
-
マスク付き編集ボックス機能の無いFileMaker14以前で開くと全くの無力
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マスク文字(●)は8文字固定
入力文字数を悟られない配慮
フィールドを選択すると文字数分のマスク文字(●)が表示される
通常のフィールドと違って表示幅以上に拡張されることは無い
→狭めの幅でレイアウトしておくと入力文字数が悟られないかも -
入力できるのは半角英数記号のみ(IMEが無効化されている)
ただしコピペで全角文字の入力は可能 -
検索が効く
-
ソート(フィールドのコンテキストメニューにある)が可能
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索引一覧([Control]-[I]or[Command]-[I])で値が表示されてしまう
◆テーブルデータを削除
対象レコード削除との違いを押さえる
-
対象レコード削除
→関連レコードが消える -
テーブルデータの削除
→関連レコードは消えない
テーブルデータを削除スクリプトステップの引数で「現在のテーブル」がデフォルトになっているので、安易に使うと大怪我するかも
聞いたところによると関連レコードを無視して削除を行うので高速だとのことです
→関連レコードが無ければ速さは変わらない
◆iBeaconのサポート
RangeBeacons関数
FileMakerGoのみサポート
タイムアウトが短すぎるとiBeaconが見つけられないかも
→タイムアウトとブロードキャストの関係で