nanoを少しだけ便利に使う
nanoはRaspbianに最初から入っているフルスクリーンエディタ
viに身体が慣れるまでは...
nanoの基本操作
閉じる:ctrl + x
保存:ctrl + o
ページ送り:ctrl + v
ページ戻り:ctrl + y
1行切り取り:ctrl + k
切り取った行を貼り付け:ctrl + u
検索:ctrl + w
置換:ctrl + w -> ctrl + r
nanoの設定ファイル
設定ファイルを書いておくとnanoがパワーアップします
set autoindent
set backup
set backupdir "/tmp"
set smooth
set softwrap
set suspend
簡単な説明
set autoindent
→改行したときにインデントする
set backup
set backupdir "/tmp"
→backupdirで指定されたパスにバックアップを保存する
バックアップされるファイル名は「オリジナルファイル名~」
set smooth
→ページスクロールが行スクロールになります
set softwrap
→1行におさまらない時に折り返して表示する
set suspend
→ctrl + z でShellに戻ることができるようになります
戻るにはfgコマンドで
Use "fg" to return to nano.
[1]+ Stopped nano operation.log
nano起動中にctrl + zを押すと上記のような表示がされShellに戻ることができる
上記の例の場合編集中のnanoに戻るときは
fg 1
のようにすると作業中のnanoに戻ることができる
job番号に+が付いているものには、fg
だけで戻る事もできる
fgの引数の1はjob番号で
[1]+ Stopped
の[]内の数値がそれにあたる
job番号はjobsコマンドで確認できる