1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

JavaScript初心者がAPI実行してwebスクレイピング(要ログイン)してみた

Last updated at Posted at 2020-05-08

前書き

とある事情でJavaScriptを使うことになり、ちょうどweb上で欲しいデータがあったので、勉強がてらJavaScriptでスクレイピングしてみました。
JavaScriptに関してどんなものなのかは知っており、文法等は知らないといった程度でしたが、そこら辺は調べながらスクリプトを書いていきました。
(とある音楽ゲームの要ログインサイトにある情報を取得しています)
色々調べたこととかメモ程度に記載していきます。

今回のコード

ここに置いてあります。
READMEをよくお読みの上、ご使用ください。

実行の仕方

今回はスクレイピングが目的であり、webページ作成はしないので、とりあえずスクリプトの実行ができれば良いです。
調べたところ、chromeのデベロッパーツールが一番使いやすそうだったのでそれを使いました。
ブラウザ上で右クリックして出てくる一覧の中の「検証」というやつです。
スクリーンショット 2020-05-08 21.24.43.png
ここのConsoleでJavaScriptを実行できるらしいです。
その他ここで主に使う機能は、
Elements:ページ内の要素を表示
Network:主にwebページ内で打ったAPIを表示
の2つになります。

webページの要素を調べて書いてみる

デベロッパーツールのElementsで対象のwebページの要素を調べました。
ページ内のsubmitを押下して同一URL内に情報を表示させるのですが、対象の要素をみて見たところ、
method='POST'
と記載してあったので、API(POST)を打っていますね。
ということで、打っているAPIのURL,header,bodyを調べつつ、スクリプトを書きましょう。

API調査

ここで先ほどのデベロッパーツール内「Network」が役に立ちます。
Networkを開いた状態で、webページ内でAPIを打つ操作をすると以下のように色々表示されます。
スクリーンショット 2020-05-08 22.01.17.png
対象のAPI(html)を選択してみると、URL,header,body(Form Data)が表示されます。
URLとbodyはこれで良いのですが、headerは色々いらないものが混ざっています。
調べたところ、打ったAPIのheader表示してくれるchromeの拡張機能があるそう。
https://chrome.google.com/webstore/detail/http-headers/nioieekamcpjfleokdcdifpmclkohddp
これで見たところ、最低限のheaderのみ表示されました。これでAPIの情報が揃いました。

APIを打つ方法

主に
XMLHttpRequest
Ajax
の2つがあることがわかりました。今回はXMLHttpRequestを選択。
API実行

var xhr = new XMLHttpRequest();
// 処理が更新&ステータスが200であれば返ってきたデータを分析する
xhr.onreadystatechange = function(){
	var READYSTATE_COMPLETED = 4;
	var HTTP_STATUS_OK = 200;
	if( this.readyState == READYSTATE_COMPLETED&& this.status == HTTP_STATUS_OK )
	{
            // jsonの解析処理
	}
}
// url,headerをセット
xhr.open('POST', url);
xhr.setRequestHeader('Accept', '*/*');
// API実行(POSTなのでbodyを一緒に渡す)
xhr.send(body);

json解析

今回はjsonが返ってきたので、下記でjsonを解析しています。
JavaScriptでのjson解析はドットで繋げれるそう。

jsonの解析処理関数

function getscore(obj){
	let length = obj.list.length;
	var count = 0;
	for (let i=0; i<length; i++) {
		another_djname = obj.list[i].name_3; // jsonから情報取得(DJNAME)
		musicname = obj.list[i].music; // jsonから情報取得(曲名)
		if (another_djname == 'hoge'){ // 県内で自分のスコアが一番高かったらcountして曲名を表示
		  count += 1;
		  console.log("曲名:" + "%s", musicname);
	    }
	}
	all_count += count;
}

jsonの解析処理関数呼び出し
下記で呼び出しています。API実行の//jsonの解析処理の箇所です。

		var result = JSON.parse(this.responseText); // jsが読み込める形に変換
		getscore(result); // json解析
		if( cnt < version ) {
			postapi(cnt+1); // 再帰処理
		}
		else{
			console.log("県一数:" + "%d" + "曲", all_count);
		}

ページが複数あったので再帰処理をしています。
for文だとAPIリクエストが全て終わる前に最後の処理を行ってしまいました。
再帰処理が終われば集計した値を表示させるようにしています(elseのところ)。

Console上でスクリプト実行

ここでデベロッパーツールのConsoleを利用。

javascript:(
function(){ 
  hogefuga
}
)();

のように、スクリプトを実行するためにjavascript:()();を付け加えれば実行できます。
要ログインサイトだった為、ログイン→対象ページに移動し実行しました。

めでたしめでたし

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?