8
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

はじめに

Webエンジニアとして満2年を経て振り返ってみると、CGIとかレンダリングとかDOMとかなんとなく分かった気でいるものがかなりあるなと反省しました。もし誤表記や疑問点等ありましたら、ご指摘をよろしくお願いします。

今更ブラウザの仕組みを勉強しはじめる

Webブラウザの基本概念

Webブラウザの役割と機能

Webブラウザは、インターネット上の情報にアクセスし、それをユーザーに表示するためのソフトウェアです。ユーザーがURLを入力すると、ブラウザはそのアドレスに対応するWebサーバーにリクエストを送信し、サーバーから送られたデータ(HTML、CSS、画像、動画など)を取得します。ブラウザの主な機能は、このデータを解析し、ユーザーに理解しやすい形式で表示することです。これにより、ユーザーはWebページを閲覧したり、オンラインでの様々な活動を行うことができます。

HTTPプロトコルと通信

WebブラウザとWebサーバー間の通信は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)というプロトコルを通じて行われます。HTTPはインターネット上で情報をやり取りするための基本的なルールを定めており、ブラウザがサーバーにリソースの要求を行い、サーバーがそれに応答する形式を取ります。例えば、ブラウザがWebページを要求すると、サーバーはHTML文書や関連するCSSファイル、画像などをブラウザに送信します。

レンダリングの概要

レンダリングプロセスは、ブラウザがWebサーバーから受け取ったデータを解析し、画面上に表示する一連のステップです。このプロセスは主にHTMLの解析から始まります。ブラウザはHTMLを解析してDOM(Document Object Model)ツリーを構築し、次にCSSを適用してページのスタイルを決定します。JavaScriptはこのプロセスに介入し、ページの動的な挙動やユーザーインタラクションに応じた変更を可能にします。最終的にレンダリングエンジンはこれらの要素を組み合わせ、ユーザーに対して視覚的にリッチなWebページを生成し表示します。

Webブラウザの技術要素

CGIの理解と応用

CGI(Common Gateway Interface)は、Webサーバー上でプログラムを実行し、動的なコンテンツを生成するための技術です。CGIスクリプトは、サーバー側で動作し、ユーザーからのリクエストに応じてHTMLページを動的に生成したり、データベースとのやり取りを行ったりします。例えば、フォームからの入力を受け取り、それに基づいてデータベースを検索し、結果をWebページとしてユーザーに返すプロセスは、CGIを通じて実現されます。CGIは、Webアプリケーションの初期の形態として広く利用され、現在でも多くのシステムでその基本原理が活用されています。

DOMの構造と操作

DOM(Document Object Model)は、HTMLやXML文書のためのプログラミングインターフェースです。DOMは文書をノードのツリー構造として表現し、各ノードは文書の一部(例えばタグ、属性、テキストなど)を表します。WebブラウザはHTML文書を解析してDOMツリーを構築し、このツリーを通じて文書の内容を操作します。JavaScriptを使用することで、開発者はDOMを動的に変更でき、これによりユーザーのアクションに応じてページの一部を更新したり、新しいコンテンツを追加したりすることが可能になります。

おわりに

表面的かもしれませんが、どのようにしてWebサイトが表示されているのかふわっと理解することができました。これを適当に理解したまま3年目を過ごす羽目にならずよかったです。(個人の主観)フロントエンド・バックエンド問わず、UIUXを考える上では良い経験となりました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

8
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?