詳細度をもう一度勉強してみる
詳細度って何?
一言でいうと、スタイルが重複したとき、どのスタイルを優先するか?の優先度を評価したものです。
詳細度をなぜ考えるのか?
当たり前かとは思いますが、個人的には以下の3点が考えるきっかけになりました。
1. 不要なネスト化
ネスト化自体が悪いわけではなくて、過度なネスト化が悪いと考えているわけです。
大規模なページになればなるほど、過度なネスト化に発展する傾向は高まります。沢山の人が関わるサイトになると、以前に書かれたコードを見直すのは面倒だし、時間がかかる。それなら手っ取り早くスタイルの汚染の確率の下がる方法で決めてしまえばいいっていう安易な判断に繋がっていってしまうわけです。
2. 後述のセレクタに汚染される
詳細度の評価の仕方が理解できないが為に、IDセレクタを先頭に立てたりと、
優先度の高いものをとにかく乱暴に設定しまい、前述に設定したセレクタが汚染され・・崩壊というシナリオに繋がります。
3. 再利用が効かない
同じクラスを他の要素に付与しても、同じようにスタイルが適用されなくてはなりません。再利用が利くということは、無駄なコードが増えるという問題が無くなりますし、可読性が良くなると、ソースコードに触れる人も、クラスにアクセスしやすくなるわけです。
つまり、メンテナンス性が高い事が非常に重要であるということです。