あとから思えば、無駄に苦労したので、まとめました
やりたかったこと
- Raspberry Pi 2 Bで動かしたい
- Fedoraを入れたい(rpm/RHEL系でのお作法を学びたい)
- 現時点でFedoraのバージョンは23
- 有線LANではなく無線LANが使いたい(ポートが余ってない)
- IPアドレスを固定したい
Fedoraが起動するまでの手順
- https://github.com/sjenning/rpi2-fedora-image-builder をgit cloneする
- settings.confをsettings.conf.sample からコピーして書く
- サンプルではMinimalとなっているが、ServerやWorkstationが良ければ、そのURLを書く
- 今回はMinimalでいった
- 事前に別の場所にダウンロードしておいて、ln -s でもOK(clean.shはダウンロードしたイメージも削除するので、むしろそのほうが良いか)
- fbturbo driver が要るなら、README.mdの手順に従う
- ./mkimage.sh して放置すると、イメージが出来上がる(sudoersである必要あり)
- SDカードにイメージを書き込む
- ddでもいいし、gnome-disk-utilityでもよい
- 後者でやったけど、うまくいったし、こっちのほうがグラフィカルで間違えないと思う
- Raspiに突っ込んで起動する
- 初期設定は任意
ここまでで参考にしたURL
問題発生 NetworkManagerでWifiがつながらない
- 状況
-
nmcli dev wifi connect (SSID) password (password)
としても、wifiデバイスが見つからんと言われる -
nmcli dev
では、wlan0として認識されている - 原因
- NetworkManager-wifi というプラグインが(Minimalイメージでは)インストールされていないから
解決策(NetworkManager-wifi をインストールする)
- 有線LANは使えないので、wifiにつながってるスマホをUSBでつなぎ、USBテザリングを有効にする
-
nmcli dev connect usb0
でスマホ越しにwifiに接続する - システムを更新する
sudo dnf update
- NetowrkManager-wifiをインストールする
sudo dnf install NetworkManager-wifi
- スマホを外す
-
nmcli dev wifi connect (SSID) password (password)
でwifiにRaspi自力で接続する
参考にしたURL
IPアドレスを固定する
-
nmcli con
で接続を作成して固定すしようといろいろ調べたが、よくわからなかった - なので、すでにwifiへの接続に成功した設定をいじるアプローチに変えた
nmcli con edit (SSID)
set ipv4.address (固定IP)
set ipv4.gateway (ゲートウェイ)
set ipv4.dns (DNS)
save
quit
- 一回切って再接続
nmcli dev disconnect wlan0
nmcli dev connect wlan0