アプリのサイズは小さく
WiFiなしでダウンロードできるアプリのサイズには、昔は制限がありました。(数年前は、20MBまでしかダウンロードできませんでした…隔世の感がありますね)
今ではその制限はとっぱらわれました。
今では制限が広がり、150MBまでダウンロードできるようになっています
とはいえもちろん今でも小さいほうがいいです。
でかすぎると、TestflightでもWiFiなしではダウンロードできなくなるなり、開発にも影響が。
というわけで、容量のチェックの方法を。
犯人はほとんどの場合、画像か音声ファイルでしょう。
実際の容量は?
iTunes Connectにアップロードしていれば、確認することができます
iTunesConnectで該当のアプリのページを開き、アクティビティ→該当のバージョンを選択すると、以下のような画面に。
より正確には、「AppStoreファイルのサイズ」をクリックします。
ここにある「ダウンロードサイズ」というのは、ダウンロード時にネットワークを経由するファイルサイズ、
「インストールサイズ」は、端末内でアプリが容量を占めるサイズです。
(ダウンロードした後、インストールして実行可能な形に展開されるわけなので、インストールサイズの方が大きくなります。)
ちなみにAppStoreで表示されている「サイズ」は「インストールサイズ」の方です。
もっと細かく
手順を追って、もっと細かく調べてみましょう
(以降のスクショは、前項のアプリとはまた別のものです)
すると、今まで作ったアーカイブの一覧が出てきますよね。
ここで右クリック→Show in Finder とすると
アーカイブのファイルそのものが見えます。
この時点で203MBとかありますが、慌てちゃいけません。これはdSYMなどが含まれていますので、実際のサイズよりかなり大きくなります。
で、このファイルを右クリック→「パッケージの内容を表示」を選択
すると、中はこんな感じ
dSYMsフォルダの中にはdSYMが。今回の場合、これだけで63MBありました。
ですから実際のダウンロードサイズは140MBくらいになるはずです
アプリの実体ともいうべき部分は、Products/Applications/XXXX.app になります。
これをさらに右クリック→「パッケージの内容を表示」した結果がこちら。
サイズ順に並べれば一目瞭然ですね。
サイズの大きいファイルから確認していけば、効率的なダイエットができます。
今回の場合、最大の14.6MBとあるのは実行ファイルでした。
実行ファイルはほとんど減らせる見込みはないですから、
2番目以降の画像や音声ファイルを圧縮できないか考えるわけです。
なお、Image assetsや外部フレームワークのファイルなんかも全部ここにあります。
仮素材や、不要になったファイルが残ったままになってた…なんてことに気づくこともあるでしょう。一度チェックすると良いと思います