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Visual Studio Code のターミナルから Anaconda Prompt を開くようにする (Windows)

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背景

昔はそうでなかったのですが、いつからか新しめの Anaconda をインストールしようとすると、インストーラに「環境変数 PATH に python.exe パスを追加しないことが推奨だよ。その代わりに Anaconda Prompt を使ってね!」と言われるようになりました。

それに従ってインストールを進めたところでそれほど不便はないのですが、 Visual Studio Code のターミナルですぐに python が使えないのはちょっと面倒を感じます。

ということで Visual Studio Code のターミナル起動時に Anaconda Prompt を使う方法をメモしておきます。

方法

スタートメニューから Anaconda3 > Anaconda Prompt > (右クリック) > その他 > ファイルの場所を開く を選択します。

0001.jpg

エクスプローラが開きます。
Anaconda Prompt を右クリック > プロパティ を開き、 [リンク先] の文字列をクリップボードにコピーします。

image.png

Visual Studio Code を開き、 ファイル > 基本設定 > 設定 もしくは Ctrl+, ショートカットで設定ダイアログを開きます。

[ユーザ設定] 欄に先ほどコピーした文字列を以下のように入力します。

"terminal.integrated.shell.windows": "[コピー文字列のコマンド部分]",
"terminal.integrated.shellArgs.windows": [
    "[コピー文字列の第一引数]"
    , "[コピー文字列の第二引数]"
    , "[コピー文字列の第三引数]"
],

このとき、 \ 文字は \\ にエスケープする必要があります。

わかりにくいと思うので具体例を挙げると、筆者環境での設定は以下になりました。

"terminal.integrated.shell.windows": "C:\\Windows\\system32\\cmd.exe",
"terminal.integrated.shellArgs.windows": [
    "/K"
    , "D:\\ProgramData\\Anaconda3\\Scripts\\activate.bat"
    , "D:\\ProgramData\\Anaconda3"
],

これを保存した後に VS Code のターミナルを起動すると、 Anaconda Prompt が起動します。

環境が読まれてることの確認は、例えば下記のコマンドです。

> where python
D:\ProgramData\Anaconda3\python.exe         <== Anaconda の python パスが返ってくればOK

以上です。

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