#用語
SSP(Supply-Side Platform)
媒体社側の広告収益を最大化するためのプラットフォーム
DSP(Demand-Side Platform)
広告主側の広告効果を最大化、最適化するためのプラットフォーム
DMP(Data Management Platform)
自社や外部などの様々なデータを抱合し、分割・正規化し、それらを保存・管理するプラットフォーム
① あるサイトに訪れるとサイトからSSPに広告リクエストが通信されます。
② SSPは受け取ったを広告リクエストを分析し、連携している各DSPに入札リクエスト(*1)を通信します。
③ 各DSPは受け取った入札リクエストを分析し、広告配信をしたい場合は入札レスポンス(*2)を通信します。
④ SSPは各DSPからの入札レスポンスを分析し、最も価格の高い入札レスポンスを決定し、サイトに返します。
⑤ 入札に競り勝った広告がサイトに表示され掲載されます。
(*1)入札リクエストの主な内容
ユーザーID / 掲載先ドメイン / 広告枠ID / 広告サイズ / コンテンツカテゴリ / 許可する広告フォーマット / ユーザエージェン / その他データ
(*2)入札レスポンスの主な内容
入札金額 / DSPの広告タグ / その他のデータ
DSPは、なるべく効率的に広告配信をするために、入札条件を設定する必要があります。
例えば、
(例)関東在住,30代,広告主サイトに訪れた事のないユーザー
に広告を配信したい等
のような形です。
SSPは、DSPの条件を満たさないと広告を買ってもらえないので、なるべく多くのユーザ情報をDSPに渡して入札させる必要があります。
DMPは何すんの??
そこで、DMPが登場します。
DMPは実際に広告主サイトに訪れたユーザ-情報、媒体サイト情報、オフラインデータや外部データ等あらゆるオーディエンスデータを全て統合し、管理するプラットフォーム
この大量のデータをSSP、DSPに提供することで広告配信最適化の精度が向上
また、従来のCookieを利用したリターゲティングでは、デバイスを横断したターゲティングはできませんでしたが、DMPを利用することでデバイスを横断したターゲティングも可能