■ はじめに
この記事は CDLE youth Advent Calendar 2022 8日目の記事です。
他のサイトと言っていることは変わりません(というか他のサイトを参考にしてやったので)。
その中でもこの記事で言いたかったのは、BIOS の設定が大事だよ! ということです。
色々生じた問題を解決するために BIOS の設定を変更しなければならないことに気付くのに時間がかかったので、皆さんには同じように時間を無駄にしてほしくないという思いから記事を書いています。
参考:https://www.youtube.com/watch?v=NQjecsC4y-w
■ 環境
- メーカー:mouse
- OS:Windows 11
- 新規で入れる OS:Ubuntu 20.04
■ インストール用 USB の作成
以下の手順で Ubuntu のインストールディスクの作成を行います。
- ここ から Universal USB Installer をダウンロード
- Ubuntu Desktop 日本語 Remix のダウンロードサイト からインストールしたいバージョンの OS を選択
- ubuntu-ja-xx.xx-desktop-amd64.iso をクリックしてダウンロード
- 1 でダウンロードした Universal USB Installer を起動
- 以下の通り Universal USB Installer で適宜オプションを選択して Create ボタンから USB を作成します。
- Step 1:Ubuntu
- Step 2:3 でダウンロードした ISO ファイルを選択。
- Step 3:インストールディスクにするための USB を選択。Will Fat32 Format にチェックを付ける(フォーマットされるので注意)。
■ Windows がインストールされているドライブに空き容量を作る
- Windows ボタンを右クリック、「ディスクの管理」を選択。
- Windows がインストールされているドライブを右クリックして「ボリュームの縮小」から空き容量を作成する。
■ Ubuntu のインストール
- BIOS で USB の起動優先順位を最初に設定する。
- Boot オプションから Secure Boot を Disabled にする。
- 通常通り Ubuntu のインストールを進める。
- 「インストールの種類」で「Ubuntu を Windows とは別にインストール」を選択しインストール。
■ Ubuntu の起動優先順位を高める
これについて、他のサイトであまり触れられていない気がしました。苦戦しました。
マザーボード、BIOS によっても違うから書かれている記事が少ないのかなと思いますが、以下の操作を行います。
BIOS で Settings > Boot > UEFI Haed Disk BBS Properties に入り、Boot Option #1 に Ubuntu を設定する。
Ubuntu のインストール後、GRUB のブートする OS を選択する画面が出てこない原因はこれでした。デュアルブート直後は Windows の優先順位が最高に設定されていました。
■ 発生した問題
以上の手順でデュアルブートの方法の説明は終わりですが参考までに。
USB の起動優先度を高めてもインストール画面が表示されない
実は過去に Windows 10 と Ubuntu 18.04 のデュアルブートをしたことがあり、その時と同じ手順でインストール用 USB を作成したのですが、Ubuntu のインストール画面が表示されないという事象が発生しました。
- Ubuntu インストール用の USB 作成に使用したソフト:UNetbooin
- ISO ファイルのバージョン:Ubuntu 18.04(04 の後の詳細は忘れました)
ソフトが悪かったのか、ISO ファイルが悪かったのかわかりませんが、上で紹介した Universal USB Installer の方が安心できそうです。
■ さいごに
先日、デュアルブートした環境に別のバージョンの Ubuntu をインストールしたので、その時の記録もまた今度書こうと思います。