JAVA使わない勢には、WOWZAのIDEって、面倒ですね。
WOWZAの同時接続数、いちいちWOWZAの管理画面にアクセスしないといけないので、
他の人にチェックしてもらうには、設定いじられたらと思うと、少しハードルが高いです。
公式を探したら、アクセス数をアナリティクスで見る設定方法があったので、
投稿しておきます。
###条件
・Wowza Streaming Engine™4.0.0以降
→ブラウザの管理画面、HOMEを見ればバージョンが書いてあると思います。
Wowza Streaming Engine Pro 4 for Amazon EC2 4.4.1 build17882 License
の場合は、4.4.1ですね。
###手順
・google analyticsの作成
GOOGLEアナリティクスで、トラッキングIDというものを生成します。
1アカウント名はなんでもよし。
2データ提供系のチェックはお好みで。僕は全部つけたままにしました。
3ウェブを選択。(AWSのインスタンスにWOWZAがのってるタイプを使用しています)
4ウェブサイトの名前も、なんでもよし。
5WEBサイトのURLは、使うサーバーを指定します。ドメインでもIPでも大丈夫です。一瞬、ルートにアクセスしても、「ワウザ!」みたいな文字列が出るだけなので大丈夫かなと思いますが、ルートにいくアドレスだけで大丈夫です。
作成すると、トラッキングIDが出てきます。
・ツールをDL、サーバーにアップロード
フォーラムに1.1.0とか謎のバージョンが投稿されていますが、
2016年版なので、これが最新なはず。
解凍したら、 wse-plugin-analytics.jarというファイルを、winSCPなりコマンドなりで、
サーバーのwowza streaming engine 4.ほにゃらら / libの中にアップロードします。
このフォルダの中にはほかにも.jarのファイルがあります。
なお、サーバー内に、ワウザフォルダが2個あったのですが、1個はショートカットだったので、
たどり着いたlibに入れれば大丈夫です。
・WOWZA管理画面での設定
管理画面にログインしたら、アプリケーションタブを開きます。
既に使っているストリーミングであれば、LIVE APPLICATIONが左に表示されているとおもうので、
そのアプリケーション名をクリックします。
そうすると、中央のタブに、プロパティとモジュールというタブがあります。
まずモジュールのタブを押して、EDITをクリック。
Add Modulesをおしたら、下記を入れます。
Name: ModuleAnalytics
Description: Sends statistics to Google Analytics. (多分何でもいい)
Fully Qualified Class Name: com.wowza.wms.plugin.Analytics
つぎにプロパティタブを開きます。
一番下の方までスクロールすると、
Customという項目があるので、ここに値を追加します。
Editをおして、Add Custom Propaty
Path: /Root/Application (そのまま)
Name: wowzalyticsGACode
Type: String (そのまま)
Value: アナリティクスでゲットしたトラッキングID(UA-〇〇〇〇-〇)
restart now を押します。
そのあと、一応サーバーも再起動。
そうすると、アナリティクスのホーム画面でアクセス数が見れるようになっています。
ストリーミングサーバーに誰かアクセスしていないと、アナリティクスの画面に何もでてこないので注意です。
WOWZAのアプリケーション画面で、テストプレイヤーとかで開けば自分で1アクセス付けられます。
WOWZAのモニタリングのconnectionsが1になっていることを見てから、確認してみてください。
WOWZAからデータを送信して、GAで受け取っているだけなので、
プログラムやってない人にアカウントを渡しても安心です。
もっといろいろなプロパティを取りたい人は、公式を見てみてください。
WOWZA公式
以上、WOWZAをグーグルアナリティクスにつなぐ方法でした。