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iPad ProをWebサーバーにしてローカル開発環境を構築する

Last updated at Posted at 2021-06-18

最初は、所有しているMBAがだいぶ古くなってきたし、満足できそうなスペックのM1 MacBook Airが発売されたので買い換えようかな〜と思っていたのですが、そう言えば最近Macを起動することがなくなってきたし、仕事でMac使っているのでプライベートでもMacを使うの億劫だなと思い、MBAの買い替えではなく思い切ってiPad Proを購入してみました。
今では子供のおもちゃになっている、第2世代iPad mini購入以来のiPadになるため、かなりウキウキで毎晩面白い事できないか考えていたところ、iSH Shellという面白いアプリを見つけたので、iSHを使ってのWebサーバー構築とローカル開発環境の構築手順をご紹介したいと思います。

iSH Shellとは

iOSまたはiPadOS上で、Linuxシェル環境を可能にするアプリになります。

iSH is a project to get a Linux shell environment running locally on your iOS device, using a usermode x86 emulator.
iSHは、usermode x86エミュレータを使用して、iOSデバイス上でLinuxシェル環境を実行するプロジェクトです。

Alpine Linuxがベースになっているようなので、必要なミドルウェアのインストールはapkコマンドでインストールすることができます。
では、次にWebサーバー構築に必要なミドルウェアをインストールする方法をご紹介いたします。

ミドルウェアのインストール

ちょっとした編集に必要なvimは必須として、ひとまずgitとsshとunzipをインストールすることにしました。
後は、今回PHP7とLaravelで開発したかったので、PHP7とcomposerとLaravelをインストールします。

apk update
apk upgrade
apk add vim zsh git openssh
apk add php7 composer unzip
apk add php7-dom php7-xml php7-xmlwriter php7-fileinfo php7-tokenizer php7-session

Laravelのインストールとサーバーの起動

Laravelプロジェクトを作成して、動作確認をしてみます。

composer self-update --2
composer create-project laravel/laravel sample
cd sample
php artisan serve

ブラウザで確認

ブラウザでhttp://127.0.0.1:8000にアクセスして、以下の画面が表示されることを確認します。

Laravel.png

Textasticでコーディング

実はiSHで作成したファイルは、Filesアプリで編集することが可能です。

IMG_2259E6C08AA7-1.jpeg

iPadOSの開発ツールアプリで常にいる、Textasticでコーディングしていきます。

参考

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