はじめに
Discord の Embed について、自分が使うときに調べたことをまとめておきます。
Embed とは
Discord のメッセージにリッチな情報を埋め込みをつけることができる機能です。
通常、Python を使用して Discord ボットを開発する場合が多いですが、さまざまなプログラミング言語で Embed を送信できます。以下は Python を使用した例です。
コード
import discord
from discord.ext import commands
# ボットのトークンを設定
TOKEN = 'あなたのボットのトークン'
# ボットを作成
bot = commands.Bot(command_prefix='!')
# ボットが起動したときに実行されるイベント
@bot.event
async def on_ready():
print(f'Logged in as {bot.user.name}')
# コマンドを定義してEmbedメッセージを送信する
@bot.command()
async def send_embed(ctx):
# Embedを作成
embed = discord.Embed(
title='Embedのタイトル',
description='Embedの説明',
color=0x3498db # 色を指定 (青色)
)
# 任意のフィールドを追加
embed.add_field(name='フィールド1', value='値1', inline=False)
embed.add_field(name='フィールド2', value='値2', inline=False)
# 画像を追加(URLを指定)
embed.set_image(url='<https://example.com/image.jpg>')
# 送信者のアイコンを表示
embed.set_author(name=ctx.author.display_name, icon_url=ctx.author.avatar_url)
# Embedを送信
await ctx.send(embed=embed)
# ボットを実行
bot.run(TOKEN)
解説
このコードの例では、Bot に !send_embed
というコマンドを実行すると、Embed メッセージが送信されます。
Embed のカスタマイズ
Embed メッセージをカスタマイズするために使用できるいくつかのメソッドとプロパティがあります。
上記の例では、タイトル、説明、色、サムネイル、フィールドなどがカスタマイズされています。
詳細なカスタマイズについては、公式ドキュメントなどを読み込んでみるといいです。
Embed メッセージの送信
Embed メッセージを送信するには、ボットが接続しているサーバー内の適切なチャンネルに対して await ctx.send(embed=embed)を使用します。これにより、Embed が含まれたメッセージが送信されます。