ゼロからFlutterの開発環境を構築するには以下の3つの手順が必要です。
- Flutterを導入する
- Xcodeを設定する
- Android Studioを設定する
Flutterを導入する
Flutterのインストール
Flutter公式からインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたzip
を解答して、flutter
フォルダを任意の場所に置いてください。
私はアプリケーション直下に配置しました。
コマンドの有効化
- flutterフォルダの中にある
flutter_console.bat
を実行します。
これでFlutter Consoleからflutterコマンドが使えるようになります。
Pathを通す
~/.bashrc
または~/.bash_profile
に以下を記述する。
$ export PATH=$PATH:/Applications/flutter/bin
Xcodeを設定する
Xcodeのインストール
App StoreでXcode
を検索してインストールします。
Xcodeのインストールにはかなり時間がかかります。時間の余裕がある時にインストールをしておくのをおすすめします。
Xcodeの設定を変更する
このコマンドを実装する。これでXcodeが使用できるようになる。
$ sudo xcode-select —switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
ライセンスを表示して同意する。
コマンドから行ってもいいし、Xcodeを起動するでもOK。
$ sudo xcodebuild -license
Android Studio
Android Studioのインストール
App StoreでAndroid Studio
を検索してインストールします。
こちらもなかなかお時間がかかりましたね。。
Flutter Pluginのインストール
メニュー>Android Studio>Preference...
を選択する。
横のメニューからPlugin
を選択。Flutter
を検索してインストールする。
※画像はインストール済み
Android SDK toolsを設定する
Android SDK tools
のパケージ名がAndroid-SDK command line tools
に変わっていて、flutterからAndroid SDKをみにいくのに失敗するようになっていました。
なのでこちらを設定します。
先ほどと同様にメニュー>Android Studio>Preference...
を選択します。
横のメニューのAndroid SDK
を選択した、SDK Tools
の一覧をみます。
こちらしたの方にあるHide Obsolete Packages
のチェックを外すとAndroid SDK tools
が一覧に出てくるのでインストールします。
動作確認
ターミナルで以下を実行。こんな感じで返ってくれば完了です。
No devices available
これはシミュレーターを起動していない時に出るので、実際作業するときはお忘れなく。
$ flutter doctor
Doctor summary (to see all details, run flutter doctor -v):
[✓] Flutter (Channel stable, v1.12.13+hotfix.9, on Mac OS X 10.15.4 19E266, locale ja-JP)
[✓] Android toolchain - develop for Android devices (Android SDK version 29.0.3)
[✓] Xcode - develop for iOS and macOS (Xcode 11.5)
[✓] Android Studio (version 3.6)
[!] Connected device
! No devices available
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