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ソーシャルゲームのビジネスの移り変わりについて考えてみる

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最近、ソーシャルゲームのコミュニティついて、お話しを聞いてくる機会があった為、メモも兼ねて自分の考えをまとめてみます。
ここで、言っているソーシャルゲームは、主にスマホゲームを指している意味合いで使用していますが、ブラウザゲームも含みます。

ビジネスモデルの移り変わり

こういう変わり方をしてきたイメージ

  1. ガラケーのゲームが売れていた時

    携帯電話でゲームが遊べるという認識され始めた頃だと思う。行動リソースを回復する課金アイテムでの収益が多かったように思えます。

  2. ガチャが売れていた時

    基本無料でゲームを提供し、課金要素、特にガチャを回す事による収益を得るという、ビジネスモデルが広く定着してきました。月の課金額が高額な重課金も出てきて、問題視される事もあった。ただ、現在は、アプリのランキングも固定化されており、売上が出ているアプリとそうでないアプリがはっきり別れ始めています。

  3. ソーシャルの必要性が顕著になった時

    最近は。コミュニティの作り方が見直されはじめ、これをしっかり整備しているアプリがランキング上位を維持しているように見える。基本的な収益の方法は、同一であるがそれを生み出す過程が違っている為、ゲームの運営の仕方や目的も違ってきます。今、求められているのは、ココだと考えています。

コミュニティとビジネス

単にゲーム内にギルド機能を用意して、グループにするのではなく、リアルコミュニティー作りを通してユーザ間の繋がりを繋がりを強め、そのゲームで遊んでいる人同士が繋がりやすくしている事と考えている。
ゲーム運営側(提供側)が、遊んでいるプレイヤーの環境を作っていく事が求められていると思います。
その為に必要な材料としてが、リアルイベントやSNSが使用されているイメージがあります。
近年、ゲームを始めた際にゲーム用のSNSのアカウント取得するプレイヤーも多く、TwitterやFacebook等は、ゲームの専門の掲示板(Lobi等)も存在している為、ゲーム内に同等の機能を実現するのは、あまり重要な事では無いのかも知れません。
それよりも、すぐにSNSにガチャ結果やクエストのスコアなどの結果を投稿できる仕組みの方が必要そうに思えます。

これからの5年

これは、更にこう発展して行きそうと考えてる話です。

今後XR的な要素を取り入れたコンテンツが増え、以下の事が出来るようになってきそう
* ボイスや身振り手振りによるコマンドの実行
* スマートデバイスによるオブジェクトの投影

上記の事が出来る事によって、遊戯王のカードバトルのような事も行え、ゲームを遊んでいるユーザ以外の人も体験を共有する事が実現できそうです。
ゲームを遊んでいるプレイヤーは、パフォーマーとなり、周りの人は観客となります。それを見て、「これを遊びたい」っと思った人が新しいパフォーマーとなってくれます。
スマホぐらいの小型化はされなくとも、5年以内には、イベント会場で体験するぐらいには実現されてそうだなと思うし、それに何を乗せれば楽しいコンテンツになるか、今から考えておいても良さそうですね。

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