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Railsチュートリアルやった後くらいに学んだ方が良いことをUdemyで学ぶ

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#はじめに
自分は去年から未経験でアプリ開発の現場に就職しました。
当時のレベルはRailsチュートリアルを3周くらいして、まあ多少はRailsのコードは書けるのかな?程度のレベルでしたが、もちろん実務ではそんなものでは全然足りずUdemyで色々受講したりして勉強しました。

そこで自分が受講して実際に役にたっている講座と内容を紹介したいと思います。
良い講座ばかりですが、注意点も多少あるので各章の最後に書いておきます。

#Docker
開発環境を整えるのにもはやDockerは必須ですよね。
Dockerという言葉は聞いたことあるけど、よく分かってない。そんな声がちらほら。

私も環境構築に使うんでしょ?くらいの認識でした。
ということで下記講座を受けました。

ゼロからはじめる Dockerによるアプリケーション実行環境構築

Dockerとは何かから、実際にコンテナを立てたり、docker-composeでRails環境作るところまで分かりやすく解説されています。

※注意点
最後にSwarmの解説ありますが、今のデファクトスタンダードはKubernetes、略してk8s(かっこいい)なので、ここは特に見なくても良いのかなって気がしました。(もちろん勉強になると思います)

#React

Dockerで環境構築できたらRailsはAPIモードにしてバックエンド専用、フロントはモダンなやり方で実装したいですね。そこでReactやります。

Railsチュートリアル終わったくらいだと、おそらくjQueryは分かると思いますし、RailsのViewをSlimで書いたりしていたと思いますが、バックエンドとフロントエンドを分離して、RailsはAPIでデータを返すだけ、フロントでの描画はReactで書きましょう。

Reactは二種類の書き方があり、一つはクラスコンポーネント、もう一つは関数コンポーネントです。
公式ではクラスコンポーネントはサポートを廃止する予定はないものの、新しいプロジェクトでは関数コンポーネントで書いても良いんじゃないかと言っていますので、おそらく関数コンポーネント推しなのではないでしょうか。(関数コンポーネントを絶対に使えとは書いてなかったです)

Reactのv16.8からHooksというものが導入されて、関数コンポーネントでstateを扱えるようになりました。最近は関数コンポーネントでしかコード書いてません。というか関数コンポーネントからしか勉強してないので関数コンポーネントしか書けません笑

以下動画ではHooksを使った関数コンポーネントの使い方が学べます。

【はむ式】React Hooks 入門 - HooksとReduxを組み合わせて最新のフロントエンド状態管理手法を習得

※注意点
クラスコンポーネントの解説は基本的にありません。クラスコンポーネント使わなくてもコーディングできますが、一応なんとなく読める程度にはなっておいた方が良いとは思いますので別で勉強必要かと思います。
個人的に普段書くことはありませんが、クラスコンポーネントは多少読める程度には勉強しました。

#GraphQL
RailsチュートリアルでREST APIがどんなものかはなんとなく理解したかと思います。
実際は、APIとか意識してなかったと思いますが、routes.rbでURLとアクション紐付けてますよね。あれがREST APIです。
そうしたら次は別のAPIプロトコル学んでみましょう。

簡単に説明しますと例えば、REST APIでは/usersのようなurlにアクセスすると全てのuserの全ての情報が取れます。でも場合によっては全userの名前だけ欲しい時がありますよね?
そうすると、全userのidとかアバター画像のurlとか無駄なデータもフロント側に渡されます。

GraphQLでは欲しいものだけリクエストができるので、全userの名前だけ取得するといったことが可能です。

さらにスキーマ自体がAPIの仕様書になるので開発スピードが上がるということです(正直この辺は時と場合にもよるので絶対正しい訳ではないと思います)

ものすごくざっくり言うとREST APIでは、あるurlに対して何を渡すと何が返ってくるかという仕様書を作る必要があったのですが、GraphQLでは何を渡すと何が返ってくるかという仕様書を作るそれ自体がAPIの実装になるのでわざわざ別で作る必要がないといった感じです。

【はむ式】フロントエンドエンジニアのためのGraphQL with React 入門

※注意点
この講座ではGraphQLとはどういうものか学べますが、実際にAPIをどのように実装するかはカバーしていません。Railsで実装する場合にはgraphql-rubyというgemを使って実装していきます。

#まとめ
これでDockerで環境構築して、RailsでGraphQLのAPI作成して、フロントをReactで作れるようになりました。
ReactでGraphQL扱うのにGraphQLクライアント必要なのですが、Apollo Clientが一番有名だと思うので、色々参考にしながら実装してみて下さい。

ちなみにReactの動画でReduxも多少学ぶことができるのですが、普段Redux使っていません。
なぜかというと前にReduxを使おうとしたらApollo Clientと競合したためです。

Apollo Client自体にstateを管理する機能があったり、useContextというHooksを使えば余程複雑ではない限りRedux使わなくても十分対応できると思います。

ということでRailsチュートリアル終わったらこの辺クリアしていくと良い感じに順番に技術を学べるんじゃないかというちょっとした経験談でした。

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