はじめに
sudo
コマンド等で、ファイルやディレクトリを作成したときに
root
ユーザーからアクセスを変更するときのオプションなど忘れてしまうので、
まとめておきます!
省略可能なものは、
{ }
で囲っています。
chmod {オプション} モード ファイル名
モード
モード | 数値 | 説明 |
---|---|---|
r |
4 | 読み取り |
w |
2 | 書き込み |
x |
1 | 実行 |
権限早見表
数値 | 読み取り(r) | 書き込み(w) | 実行(x) |
---|---|---|---|
7 | + |
+ |
+ |
6 | + |
+ |
- |
5 | + |
- | + |
4 | + |
- | - |
3 | - | + |
+ |
2 | - | + |
- |
1 | - | - | + |
0 | - | - | - |
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-R | 指定したディレクトリ内のすべてのアクセス権限を再帰的に変更する |
-v | アクセス権限の変更を行ったものを表示する |
-c | 実際にアクセス権限の変更を行ったものだけ表示する |
--reference= {ファイル名} |
参照ファイル(ディレクトリ)と同じ権限にする |
補足
-
-c
と-v
は似ているが、-c
は既にアクセス権限が変更しようとしていたものと同じ場合、出力に表示されない。 -
--reference
は複数ファイル指定ができる。- 使用例↓
chmod --reference=ref_file.txt file1.txt file2.txt
ref_file.txt
のアクセス権限と同様のものをfile1.txt
とfile2.txt
に与える。
また、ディレクトリも同様の方法で権限を変更することが出来る
- 使用例↓
特定のユーザーへの変更
chmod
ではなくchown
になっているところに注意
chown {オプション} 新しい所有者:新しいグループ ファイル名
- ユーザーのみ変更する場合、
:グループ名
は省略可能。 - グループのみ変更することも可能で、その場合は
:グループ名
だけ指定すればいい。
おわりに
使っていないとこの辺のコマンドとかが忘れてしまうので、まとめてみました。
参考になれば、幸いです。