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【Docker】Dockerfile のコマンド説明

Last updated at Posted at 2024-07-09

Dockerfileの項目説明

「よーし、なんか作ろっかなー」と思って、とりあえずやることが
Dockerでの仮想環境の作り方を調べることをしてるので (いい加減 オボエテ...)
N番煎じですが、自分のためにも書いていきます!

はじめに

  • 主にコマンドの説明をしてます。
  • 仮想環境の手順を見たい方は、他の方の記事を参考にしてください。

Dockerfile

使用するイメージや、コンテナ内での作業を書くファイル
pipインストールは、requirements.txtを使うことが多い

よく使うコマンド

  • FROM

    • 使用するイメージを指定する
    FROM python:3.8
    

  • RUN

    • コンテナ内で実行するコマンドを書く

    • apt-getでパッケージをインストールするときに使う

      apt-get は、先に apt-get update を実行する必要があるが、
      installと別々のRUNコマンドで実行すると、キャッシュに問題発生することがあるので、一つにまとめるたほうがいい

    RUN apt-get update && apt-get install -y \
      vim \
      git
    

  • COPY

    • ローカルファイルをコンテナ内に持っていきたいときに使う
    COPY ./app /app
    

  • EXPOSE

    • コンテナがリッスンするポートを指定する。

    これは変数宣言のようなもので、配布する際に分かりやすくするためのもの
    個人のみで使用する場合、記載してもあまり意味がない。

    EXPOSE 3000
    

    実際に、ホストとコンテナのポートを通す場合、runコマンド時に
    -pオプションを指定する。

    docker run -p 8080:8000
    
    • この場合、8080がホストで8000がコンテナとなります。 
    • ホスト側のブラウザで、localhost:8080でアクセスしたときに
      コンテナ内の8000にリダイレクトされる感じ。 

  • ENV

    • コンテナ内の環境変数を設定できる。 
    ENV NODE_ENV=testServer
    ENV MSSQL_LCID=1041
    

  • CMD

    • コンテナ起動時に実行するコマンドを書く
    CMD ["python", "app.py"]
    

requirements.txt

  • 説明

    • pipでインストールするパッケージを書くファイル
    • Dockerfile内で、requirements.txtを使ってパッケージをインストールすることが多い
  • 使用例

    # pipインストールするパッケージ
    requests
    Flask==1.1.2
    selenium>=1.0,<=2.0
    
  • このファイルの書き方

    • == や >= 等の比較演算子を使うことでバージョンの指定が出来る。
    • パッケージ名のみを指定すると最新バージョンがインストールされる。
    • ,(カンマ)で区切ると、バージョンの範囲指定が出来る。
    • # でコメントアウトが出来る。
  • 使い方

    • Dockerfile内で、RUN pip install -r requirements.txt と書くことで、
      requirements.txtに書かれたパッケージをインストールすることが出来る。

おわりに

Dockerで実行する際に、デフォルトではルート権限で実行されるので
セキュリティ上、USER でユーザーを指定することがいいです。
これも、Dockerfile内で書くことが出来ますが、手順が増えるので別途書こうと思います。

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