この記事はミライトデザイン Advent Calendar 2023の8日目の記事です。
前日の記事はbucchiさんの「これからChatGPT(AI)と共存するために知っておくべきこと 生成AIのサービスを知る」でした。
はじめに
先日「PHP8技術者認定初級試験」を受けてきました。
社内で資格取得を奨励する制度が導入され、日常の業務で使用している「PHP」に関連する資格試験があることを知り、
- 自身の「PHP」に関する知識はどの程度なんだろう
- 勉強することで業務に繋がるよね
と考え受験を決めました。
その内容をこの記事で共有していきたいと思います。
試験概要
- 概要:PHPプログラミングの基本知識を問う試験
- 受験料金:12,000円(税抜)
- 試験時間:60分
- 設問数:40問
- 試験時間:1時間
- 試験方法:CBTによる選択式(複数または単一選択)
- 合格ライン :7割正解で合格
PHP資格の入門レベルです。
ちなみに「PHP8上級/準上級試験」という上のレベルもあるようです。
(次受けようかな)
試験の出範囲はオデッセイコミュニケーションズで確認できます
章 | 項目 | 出題割合 |
---|---|---|
第1章 | イントロダクション | 2.5% |
第2章 | PHPの基本 | 12.5% |
第3章 | 演算子 | 10.0% |
第4章 | 制御構文 | 13.8% |
第5章 | 組み込み関数 | 8.8% |
第6章 | ユーザー定義関数 | 7.5% |
第7章 | 標準クラスライブラリ | 7.5% |
第8章 | リクエスト情報 | 10.0% |
第9章 | データベース連携 | 5.0% |
第10章 | オブジェクト指向構文 | 17.5% |
第11章 | 高度なプログラミング | 5.0% |
「独習PHP 第4版」 テキストが認定テキストとなっており満遍なく出題されます。
約600ページあるので細かい部分までしっかり読むのは大変。
学習期間
約2週間。
平日の通勤電車と土日メインでした。
(試験直前の平日は業務がうまく進んでおらず学習時間確保できずでした...)
学習方法
資格試験勉強法としてよくある以下の流れで行いました。
私の場合実務で「PHP」を扱っており基本的な知識はあったため、
テキストの隅から隅まで見るといったことはしませんでした。
(時間もなかった)
にも関わらず初めて模擬問題を解いた際には6.5割の正解で思ったよりも点数が取れておらず大丈夫かなと不安になりました。。。
普段業務で触らない箇所の点数が低かったです。
学習をしてみて感じたこと
意外と知らないこと、聞いたことはあるけど覚えてないことがあるなという印象でした。
内容の一例を出すと、
- 文字列の比較ってどう考えるんだっけ?
"543a" < 56
,"php" > "perl"
- setcookie関数は第7引数まであるみたいだけど第6てなんだっけ
- 配列のソート系の関数で昇順なのはどの関数だっけ、キーと値の関係維持する関数どれだっけ
- fopen()関数のファイルモードって「rb,wb+」とか色々あるけどどれが上書きするんだっけ
などなど。
実務では調べることができるので⚫️⚫️を行うためにはこういう関数があるよね、
くらい覚えておけば良いと思うのですが、試験では詳細まで覚える必要があります。
逆にこれは実務ではあんまりやらないよなぁ、といった処理があったりもしました。
使ったことない関数などは、実際にコードを書いて動かすことで理解が深まりました。
試験では選択形式で実際にプログラムを書くことはありませんでしたが、
やっぱり手を動かすことが大事だなと感じました。
試験結果
1000点 満点中800点で合格することができました。
(合格基準:700点)
900点くらい取れるかなと考えていましたが、予想していなかった箇所から問題が出題され少し焦る場面もありました。
単一選択の場合、残り2つまでは絞れるもののどっちだっけ?となることが多かったです。
試験を受けるのは数年ぶりで、その緊張からか試験中気分が悪くなりました(笑)
感想
実務で「PHP」を扱っているとはいえ、
日常業務で触れる機会のない側面に触れることができ有意義でした。
また、PHP7からPHP8へのアップグレードに伴う変更点を改めて学習することができ、自身の理解を深めることができよかったと感じています。
今後も資格取得に取り組み業務に活かしていきたいです。
明日の記事は FrozenVoice さんの「2023年に導入して満足度が高かったアイテム12選」です。
どんなガジェットが紹介されるのか楽しみです。