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【trocco®】Search Consoleのデータをスプレッドシートに転送した時の手順の備忘録

Last updated at Posted at 2023-12-01

これはなに

click数(≒サイト流入数)、cv数、cvrの推移をシンプルにまとめるため、trocco®を使ってSearch ConsoleのデータをGoogle スプレッドシートに転送したときの手順の備忘録です。

自分のために書き残していますが、毎日データインポート・集計やスプレッドシートの調整に追われている人のお役にも立てれば幸いです。

ちょっとまって、trocco®ってなに?

trocco®ってなに?という方のために、かんたんに紹介します。

trocco®は、ETL/データ転送・データマート生成・ジョブ管理・データガバナンスなどのデータエンジニアリング領域をカバーした、分析基盤構築・運用の支援SaaSです。あらゆるデータの連携・整備・運用を自動化し、スピーディーにデータ活用環境を整備。インサイトを得やすい状況に導きます。

引用元: trocco®製品サイトより

「データエンジニアやデータアナリストが使うツールでは?」と思う方もいるかもしれませんが、trocco®はいろいろな職種・業界の方が使えるツールです。

たとえば、マーケターが広告データをの一元化・集計をする業務でtrocco®を使えば、複数の広告データのインポートや統合をかんたんに行えます。
マーケティングROI分析もしやすくなるでしょう。自動化もできるので、業務効率化や属人化の解消もできます。

数値まとめのゴール

本題に戻ります。

今回は、このようにまとめてみます。
Group 24.png

実績部分で月次集計したいデータをtrocco®を使ってSearch Consoleからスプレッドシートへ転送し、加工します。

データ転送設定の手順

左のメニューのデータ転送から転送設定を選択し、転送設定の新規作成を開きます。
転送元・転送先をそれぞれ選択します。

今回は、このように選択します。

  • 転送元: Google Search Console
  • 転送先: Google Spreadsheets

image.png

この内容で作成するのボタンを押し、次に進む。

STEP1 転送元・転送先の設定

転送元・転送先の設定項目の設定を行う。

詳細は以下のヘルプドキュメントを参照。

STEP1の設定ポイント

①転送元の設定をするとき

  • カスタム変数を以下のように設定すると、都度データ取得期間の設定を変更しなくてもよくなり、便利です。

Group 20.png

②転送先の設定をするとき

  • セルの書式設定USER_ENTERED(セルの書式設定を適用する)を選択すると、スプレッドシート側で自分が整えたいフォーマットに併せてデータを転送できます。
  • 転送モード追記(APPEND)を選ぶと、新しいデータを追記するだけで済むので転送量を軽量化できます。

Group 21.png

STEP2 データプレビュー・詳細設定

プレビューを確認し、必要であればカラム定義を設定する。

スプレッドシートに転送しなくていいデータは削除しましょう。
(今回は、別の機会に活用する際を考慮してまるっと転送します)

Group 22.png

設定が終わったら次のステップへ進む。

STEP3 確認・適用

設定内容を確認したら、設定を保存・データ転送を実行する。

データがスプレッドシートに転送されたら

データがスプレッドシートに転送されていることを確認したら、これをスプレッドシート上でのデータベースのようなものとします。

Group 23.png

関数を使って加工して、データが転送されたシートとは別にまとめシートを作りました。

Group 24.png

※cv数は別の計測システムのデータを引っ張ってきてこの表に反映させています。

ジョブの実行スケジュールを設定しておくと便利

データ転送のジョブのスケジュール設定をしておくと、毎日手動で実行しなくて済みます。

trocco®でデータインポート・集計が楽になる

備忘録として、trocco®を使ってSearch Consoleからスプレッドシートにデータを転送するやり方をまとめました。

ほかにどのようなデータを転送できるか知りたい方はこちらをご覧ください

trocco®にはクレジットカード不要・月額利用料0円のフリープランがあるので、この記事を読んで日々のデータ集計を楽にしたいとおもった方はぜひ使ってみてください。

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