はじめに
Aurora serverlessはv1からv2になりました。
容量に関するAurora 容量ユニット (ACU) の考え方が変わったようなので
高額請求とならないためのナレッジとして本記事に記載いたします。
Aurora serverlessとは
Amazon Auroraとは、Amazon RDS(Relational Database Service)のデータベースエンジンの1つであり、serverlessはアプリケーションのニーズに応じてコンピューティング性能を変更してくれます。
v1:v1について詳しく
v2:v2について詳しく
変更ポイント
先日v2を起動してサービスの検証をしていたのですが、休日をまたぐと想定以上の請求になっておりました。オートスケーリングの考え方が変わったようですのでその点について記載いたします。
Aurora Serverless v1 DB クラスターにアクティブな接続がない場合、容量ゼロ (0 ACU) にスケールダウンできます→詳しくはこちら
しかしv2だと0.5 ACUにてスケーリングされるようです→詳しくはこちら
以下イメージ図です。
v1は利用状況に応じてACU0に自動でスケーリングしてくれましたが、v2だと最低でも0.5ACU分の容量は必要で、料金が発生し続けてしまうようです。
※データは図を作成するためにテストデータを使用
また、RDSは停止していても7日経過すると自動で起動するなど、料金に直接関わる仕様があるので注意する必要があると思います。
さいごに
今回のように仕様理解不足が、高額請求につながることは少なくありません。
改めて気をつけていきたい思いと同時に、みなさまの業務の一助となれていましたら幸いに思います。