WP-CLI
WP-CLIとはWordpressをブラウザではなく、コマンドラインから管理するためのインタフェースらしい。
Pluginをインストールして有効化したり、アップデートなども行えるのでAnsibleと組み合わせる事により、Wordpress構築の自動化ができる。と思う。WP-CLIをとりあえず、触ってみます。
検証環境
- Virtul Box
- VM 2台
- OS:Ubunu16.04
- Web srv(ホストオンリーアダプタ:192.168.57.200)
- DB srv(ホストオンリーアダプタ:192.168.57.201)
WP-CLIの動作要件
>>> UNIX系環境(OS X、Linux、FreeBSD、Cygwin); Windows環境での制限付きサポート
>>> PHP 5.3.29以降
>>> WordPress 3.7以降
動作環境の確認
あまりスマートなやり方ではないが確認してみる。
PHPのバージョン
~$ sudo vi /var/www/html/index.php
<?php
phpinfo();
?>
$ sudo systemctl restart apache2.service
ホストOS側から確認してみる
http://192.168.57.200/index.php
するとバージョン確認できる。
PHP Version 7.0.22-0ubuntu0.16.04.1だったのでよし。
WordPressのバージョン確認は、version.phpファイルに書かれている情報を見て確認する。
WordPressのバージョン
~$ sudo vi /var/www/html/wordpress/wp-includes/version.php
(略)
$wp_version = '4.8';
バージョン3.7以降なのでよし。
WP-CLIのインストール
要件を確認が確認できたので、必要なファイルをダウンロードしてくる。
~$curl -O https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar
次に、Pharファイルが動作していることを確認します。初めて見る拡張子だが、気にしないことにする。
~$ php wp-cli.phar --info
PHP binary: /usr/bin/php7.0
PHP version: 7.0.22-0ubuntu0.16.04.1
php.ini used: /etc/php/7.0/cli/php.ini
WP-CLI root dir: phar://wp-cli.phar
WP-CLI vendor dir: phar://wp-cli.phar/vendor
WP_CLI phar path: /home/hoge
WP-CLI packages dir:
WP-CLI global config:
WP-CLI project config:
WP-CLI version: 1.3.0
コマンドラインからwp-cli.pharこいつ(コマンド)を実行できるようにする。とりあえず、実行権限を与え、/usr/local/bin
配下にいれる。
~$ chmod +x wp-cli.phar
~$ sudo mv wp-cli.phar /usr/local/bin/wp
~$ wp --info
PHP binary: /usr/bin/php7.0
PHP version: 7.0.22-0ubuntu0.16.04.1
php.ini used: /etc/php/7.0/cli/php.ini
WP-CLI root dir: phar://wp-cli.phar
WP-CLI vendor dir: phar://wp-cli.phar/vendor
WP_CLI phar path: /home/hoge
WP-CLI packages dir:
WP-CLI global config:
WP-CLI project config:
WP-CLI version: 1.3.0
余談だが、wp-cli.phar
をリネームしてwp
にしたのでコマンドがwp
になったが、hogehoge
にリネームするとhogehoge
コマンドになる。
WP-CLIをアップデートする。
~$ sudo wp cli update
Success: WP-CLI is at the latest version.
なんと最新バージョンだったらしい。
コマンドはタブで補完できないとこまるので、できるようにする。
wp-completion.bashというものがあるらしい。
~$ curl -O https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/wp-cli/master/utils/wp-completion.bash
~.profile
で読み込むようにしておく。
~$ sudo mv wp-completion.bash /usr/local/bin/
~$ sudo vi .profile
#最終行に追加
source "/usr/local/bin/wp-completion.bash"
~$ source /usr/local/bin/wp-completion.bash
これでコマンドの補完ができるようになった。
WP-CLIからプラグインとテーマを設定
ここからが本番。私はもともとWordpress環境ができていたので、プラグインとテーマの追加変更を行う。
プラグインのインストールと適応
~$ sudo wp plugin install woocommerce --activate --allow-root --path=/var/www/html/wordpress
テーマのインストールと適応
~$ sudo wp theme install storefront --activate --allow-root --path=/var/www/html/wordpress
--activate
オプションで即時適応する。--allow-root
オプションで管理者で上げれるようにする。※rootでやるのはよろしくないが。。