結論
こんな人は躊躇せずにJAWS DAYSにぜひ参加しましょう!
以下の1つでも当てはまるのであれば、年齢やAWS利用実績は関係なく、JAWS DAYSに参加する価値があると思います!
- 自分の周りに自分よりもAWSに対して情熱を持つ人が少なく、物足りなさを感じている人
- AWSを超えてエンジニア仲間を増やしたい人
- 当年中にAWS Summit Tokyo、re:Inforce、re:Inventに参加しようと思っている人
- 将来Community BuildersやAmbassadorsやHeroesになりたい人
- イベントやお祭りが好きな人
JAWS DAYSとは
詳しい説明は省きます。
簡単に言うと、AWS非公式(?)のユーザー友の会が開催する年に1度のお祭りです。
JAWS-UG(AWS User Group – Japan)は、日本全国に60以上の支部を持つ Amazon Web Services(以下AWS)のユーザーグループです。全国の各支部では、AWSに関する技術交流や人材交流が毎週のように行われ、AWSユーザーの技術力向上およびビジネスの拡大に寄与しています。
ちなみに無料イベントではなく、参加チケット1,500円の購入が必要です。
2024年は3月2日(土)に開催されたので、来年以降も同じような日程感で開催される気がします。
2024年の会場は池袋サンシャインシティの展示ホールであり、そこまでの会場のキャパはありません。
なので、申し込みは早めにしておきましょう。
(実際にキャンセル待ちのまま当日参加できなかった方も結構いたようです)
参加したきっかけ
2024年のお正月から公式Xを開始し、AWS系の情報収集を強化したことにより、JAWS DAYSの情報を知りました。
また、
- 2024年は5年ぶりのリアル開催
- AWS界隈のトップエンジニア(Community Builders、Ambassadors、Heroesなど)が多く参加を表明していた
- 所属企業の関係会社がGoldスポンサーになった
ということもあり、参加を決めました。
ネックだったのは①東京開催(京都在住)と②土曜日開催の2点でした。
要は会社が出張旅費を出してくれるのかがポイントでしたが、上司にも恵まれて無事参加できました。
(もちろん、自費で旅費を都合して参加された方も多いと思います。そういう方には頭が下がります。)
JAWS DAYSの各イベントの感想
参加できたイベントを中心にについて、個人的な感想を残します。
Keynote
まずAWSエバンジェリストのJeff Barrさんの講演からスタートしました。
Jeffさんに限らず、海外の方はプレゼンのストーリーの作り方がうまいなーと感心します。
プレゼン後はJeffさんと写真を撮っていただけました。
また、Jeffさん自身が作成されたステッカーもいただけました。
また、プレゼン中にJeffさんの友人としてAWS Japan社長退任を発表された長崎さんも登壇しました。
こういったサプライズも海外テック企業らしい演出な気がしました。
セッション
全部聴講したセッションは少なかったですが、「ぼくのかんがえたさいきょうのAWSへのリソースデプロイ」というパネルディスカッションは面白かったです。
業務としてIaCを始めたばかりなので、CDKやTerraformsの立ち位置やCI/CD環境などについて、他の方の意見や世間での流行が分かってよかったです。
ハンズオン
ハンズオンは以下の2つに参加しました。
こうしたハンズオンはre:InventやSummit Tokyoでもあるので、まだ参加経験がない人は雰囲気をつかむには良いと思います。
- 生成AIで社内文書検索!Bedrockの新機能でRAGアプリを簡単に作ってみよう
- Serverlessを高速化しよう!試して感じるパフォーマンスチューニング
1つ目のハンズオンはKAGのみのるんさんが主宰されたものです。
ハンズオンイベント自体は大盛況でキャンセル待ちが発生していましたが、Qiitaでもやり方は公開されているので、ハンズオンに参加しなくても十分学べると思います。
https://qiita.com/minorun365/items/24dfb0ea3afde6ed0a56
2つ目のハンズオンはサーバーレスに関する内容です。
こちらもハンズオンのコンテンツは、イベントページからリンクでGitHub上に手順書と共に公開されているため、イベント後に自習できます。
いずれのハンズオンも30分あれば、環境のお掃除も含めて完了できる内容になっています。
生成AIやサーバレスの内容でここまでの時間に落とし込めるのがすごい!
会場ではWi-Fiが非常に弱かったため、各自持参のモバイルWi-Fiやデザリングが可能な人だけが完走できた感じでした。
私はデザリングも不調に終わったので、来年参加する場合はモバイルWi-Fiの持ち込みは必須にしたいと思います。
企業ブース
ゴールド以上のスポンサー出資した企業が、各社ブースを展開していました。
今まであまりSaaSを見る機会がなかったので、個人的には良い情報収集になりました。
特にre:InventなどはSwagを収集するだけで、英語で込み入った話もできなかったので、国内イベントだととても良い機会だと思います。
BuilderCards日本語版体験会
re:Invent 2023でも配布されたAWSマネージドサービスを体験&学習できる"BuilderCards"の日本語版の体験ができました。
私は参加しそびれてしまいましたが、参加者は日本語版BuilderCards(非売品)がゲットできたようです。
うらやましいです。!
ランチ
本イベントはランチ(お弁当)付きでした。
1,500円でランチが付いているので非常にお得感満載です。
また、ランチは余ってしまったようで、追加で1ついただきました。
懇親会(一次会)
全セッション終了後に、全体での懇親会がありました。
もちろん参加費1,500円の中に懇親会の飲食費は含まれています。
(企業並びに個人スポンサーの方、ありがとうございました)
懇親会はネットワーキングの場としても活用でき、セッションなどで登壇いただいた方、AWS Heroesの面々、休日なのに参加されるAWS Japan SAの方々など、色々な方たちとお話しできました。
こうしたネットワーキングの場としても、非常に参加する価値があると思いました。
また皆様気さくにお話しさせていただけましたので、直接面識がないからと言って躊躇せず、ガンガン話しかけられる(または、そういうことが得意な人を見つけて、一緒に飲む)とより実りあるかと思います。
ここでつながった方々は、きっとSummit Tokyoやre:Inventでもきっと逢えるはずです。なので、飲みすぎないことも大切ですが、名刺交換や忘れないように写真を一緒に取っておくことを、個人的にお勧めします。
懇親会(二次会)
一次会が早い時間で終わったので、そのままの流れで二次会に向かいました。
参加者はAWS Japan SA、Samurai選出者、Community Buildersと非常にレベルが高い方々とご一緒でき、とても光栄でした。
終電(東京~京都だと21時過ぎ)のために、少し早めに離脱してしまいましたが、私の人生の中でも思い出に残る飲み会でした。
注意点としては、会場近辺での二次会は割と埋まっているので、席だけでも事前に予約しておくことをおすすめいたします。
JAWS DAYSに参加して私自身何が変わったか?
JAWS DAYSに参加して、以下自分で起こった変化をまとめます。
- AWSや開発に対するモチベーションが上がった
- これからのエンジニア人生の中で、目標とすべき人達が明確になり、自分の今やるべきことが具体化した
- 社外ネットワーキングに対してポジティブになり、自分としてもUGに対する貢献をやりたくなった
客観的にこうした変化が部下や同僚に起こってくれるのであれば、参加を薦めない理由はないと思います。
まとめ
個人的な視点多めで、JAWS DAYSについて振り返ってみました。
内容はまだJAWS DAYSなどに参加したことがない人向けに記載していますが、迷っていてこのページにたどり着いたなら、早めに埋まる可能性があるのでまずはチケット購入を済ませることをお薦めします。
私自身もこれから社外発表を増やしていくとともに、JAWS DAYSなどのイベントでも登壇できるようなレベルになりたいと思います。