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Launch関数の使い方色々(Outlook,Teams Chat,他Appを開く)

Last updated at Posted at 2025-04-19

PowerApps内に表示されているメールアドレスに対してOutlookの新規メール作成画面を開いたり、Teamsの新規チャット画面を開いたり、別のAppsを立ち上げる方法に関しての共有です。

私は非ITエンジニアの市民開発者なので、おそらく難しい言葉を使ってないと(自分では)思っているので気軽に読んで頂ければと思います。

その上でどなたかのお役に立てば幸いです。

1. 環境

手元に下記のようなShareppoint List, PowerApps(キャンバス)がある状況とします。
で、これらAppsのボタンからそれぞれOutlookの新規メール作成画面、Teamsの新規チャット作成画面、別Appsの立ち上げる画面を実装したいとします。

Sharepoint List (データソース名 "DummyDB")
image.png

PowerApps (上記SharepointListを元に生成したものに少し手を加えたもの)
・機能:左側カラム上部の「検索」にワード入れると人がソートされ、選択されたアイテムの詳細が画面の右側に表示されるApps。人材管理や資産管理などに使える想定。
image.png

2. 実例

画面上部に"Teams", "Outlook", "Apps"のボタンがあり、それぞれをクリックすると下記が起こります。

  • Outlook:
    • 画面に表示されている人への新規メールを送る画面が開く
    • タイトルには"Hello"とデフォルトで入力される
    • 本文には"It's me!"とデフォルトで入力される

・ボタンのOnSelectプロパティ
image.png

・押すと開く新規メール作成画面
image.png

  • Teams:
    • 画面に表示されている人へのTeams Chat画面が開く
    • Teams Chat画面の本文に"Hello it's me!"とデフォルトで入力される

・ボタンのOnSelectプロパティ
image.png

・TeamsのChat開くと初期入力されているテキスト
image.png

  • Apps
    • 別のAppsが開く
      • 本来はAppsの共有用URLをLaunchの"()"の中にペーストした状態ですが、サンプルなのでざっくりした記載のみを載せています

image.png

3. 解説 - Outlookを開く

抽象化したコードは下記です。

# 一般化した実例のコード
OnSelect = Launch("mailto:メールアドレス", "subject", "タイトル文字列", "body", "本文")

# 最低限のコード
OnSelect = Launch("mailto:メールアドレス")
  • Launch関数:ほかのサイトやアプリを立ち上げる時に使用する関数
  • "mailto:":Outlookで新規メール立ち上げる時のおまじない(呪文)という理解でOK
  • メールアドレス:メールの宛先 (実例中では変数 "DataCardValue2.Text"を使用しています)
  • "subject", "body": 任意のタイトル、本文のパラメータ (無くてもOK)

4. 解説 - Teams Chatを開く

抽象化したコードは下記です。

# 一般化した実例のコード
OnSelect = Launch("https://teams.microsoft.com/l/chat/0/0?users=メールアドレス", "message", "Hello it's me!!")

# 最低限のコード
OnSelect = Launch("https://teams.microsoft.com/l/chat/0/0?users=メールアドレス")
  • Launch関数:前述
  • 'https://teams.microsoft.com/l/chat/0/0?users=' :Teamsで新規メール立ち上げる時のおまじない(呪文)という理解でOK。(Outlookでの"mailto:"に該当)
  • メールアドレス:Chatの宛先 (実例中では変数 "DataCardValue2.Text"を使用しています)
  • "message": 任意の本文のパラメータ (無くてもOK)

5. 解説 - 別Appsを開く

抽象化したコードは下記です。一番シンプルなので特に詳細解説無しです。

Launch("Appsの共有URL")

4. おわりに

Launch関数を使いことで他の機能との連携がスムーズになり操作性があがると思うので、是非やってみて下さい。

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