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はじめに
今までLambdaにエンドポイントを追加する際はAPI Gateway等を使用することが必要でしたが、
2022年4月6日よりLambda内でエンドポイントを追加できる「Lambda Function URLs」が公開されたため切り替えて試してみました。
DBデータを参照するLineBotにLambdaを使用して運用しているため、実際の使用感についても後述しています!
対象者
この記事は下記のような人を対象にしています。
- AWSに興味がある方
- API Gateway + Lambdaの構成で開発している方
- Lambdaにてエンドポイントを追加したい方
所感
-
設定に関して
設定した手ごたえが無いくらい簡単に設定ができました。
手順調査の方が時間が掛かり切り替えに手を動かしたのは5分程です! -
実際に運用しているLineBotでの使用感
一定時間Lambdaへのアクセスが無い場合、API Gateway + Lambdaで運用していた頃よりもほんの少しタイムラグがある印象ですが、それほど気にならないくらいのレスポンスでした。
設定手順
Lambda管理画面から「関数の作成」ボタンを押下
画面下部の「詳細設定」欄の「関数URLを有効化 - 新規」にチェック
今回は「NONE」を選択し「関数の作成」を押下
「NONE」を選択した場合、URLを入手すれば誰でもアクセスできる状態となります。
URLの確認は画面右上の「関数URL」もしくは
「設定」→「関数URL - 新規」を選択後「関数URL」できます!(オレンジの網掛け箇所)
参考サイト
- AWS公式ブログ
- DevelopersIOブログ
おわりに
Lambda Function URLsについての実際の設定手順および所感をまとめました。
レスポンスにタイムラグがある様に感じましたが、体感的に苦にならない程で「言われればほんのり遅いかも?」くらいでした。
Herokuの無料プランで運用していたときはスタンバイステータスからのレスポンスは1分程掛かっていたので、より良いサービスが出るまではLambda Function URLsでの運用をしたいと思います!