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[RPA]UiPath_読み込んだExcelのデータテーブルをテキストエディタに転記する

Last updated at Posted at 2021-05-03

[0]はじめに

今回は前回の内容の続きになります。

一般事務系の作業で、Excelのデータを別のシステムに転記することがあるので、それっぽいことができればな、と。

[1]アクティビティ「アプリケーションを開く」

前回の続きです。今、Excelアプリケーションスコープ内はこんな感じになっています。
image.png

この、Excelアプリケーションスコープ内に、アクティビティ「アプリケーションを開く」をドラッグアンドドロップします。

image.png
「画面上でウインドウを指定」とあります。事前にテキストエディタ(今回サクラエディタ)を開いておいて下さい。

サクラエディタのウインドウを選択します。
Image from Gyazo

下の画像の通り、三本線のボタン?をクリックして、「セレクターを編集」を選んで下さい。
image.png

セレクターエディターを開くと、今開いていたアプリを認識するための情報が入っています。
既定でチェックが全て入っていて、これによって一意に特定しているようです。
ちょうど、サクラエディタを閉じてしまったので、「検証」が赤色のエラーになっています。
image.png

いつもエディタを開いているとは限らないのでもう少しセレクターの制約をゆるくします。
これでどうでしょう?「検証」がオレンジ色になりました。
image.png

「検証」をクリックしてみると緑色になりました。認識できたようです。
image.png

[2]アクティビティ「文字を入力」

「アプリケーションを開く」の表示名を「サクラエディタを開く」に変更しました。
image.png

「サクラエディタを開く」の中にアクティビティ「文字を入力」を追加します。
image.png

引数は前回取得したExcelのデータテーブルの配列の一要素を代入します。
dtExcelSheet_1.Rows(0).Item(1).ToString
一旦この式を代入します。

[3]実行してみる

実行結果です。
サクラエディタが新しく起動して、B1セルの値が転記されました。
image.png
image.png

[4]まとめ

いかがでしょうか。
実際の業務ではは条件分岐やループ処理をしますが、Excel内の一つのデータが別のアプリケーションへ書き込みできることが確認できました。
Webブラウザの検索キーワードを事前にExcelに格納しておいて、欲しい結果をExcelに書き込むうようなプロセスも作ってみたいと思います。
※一回処理ができたらループ処理へ応用したいと思っています。

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