ラズベリーパイを使ってWindows共有フォルダーにアクセスする方法。
#Sambaのインストール
samba
は文字通りSamba本体のインストールです。winbind
とlibnss-winbind
はWindowsのコンピューター名で名前解決するためのものです。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install samba
$ sudo apt-get install smbclient
$ sudo apt-get install winbind
$ sudo apt-get install libnss-winbind
#/etc/nsswitch.confにwinsを書き加える
/etc/nsswitch.conf
ファイルのhosts:
と記載されている行にwins
を書き加えます。
/etc/nsswitch.conf
hosts: files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns wins
#共有フォルダーを探してみる
smbtree
コマンドで共有フォルダーの一覧が表示できます。
$ smbtree
Unable to initialize messaging context
WORKGROUP
\\RASPBERRYPI Samba 4.9.5-Debian
\\RASPBERRYPI\EPSON-EP-902A EPSON EP-902A
\\RASPBERRYPI\IPC$ IPC Service (Samba 4.9.5-Debian)
\\RASPBERRYPI\USERFILES User Files
\\RASPBERRYPI\print$ Printer Drivers
\\DMR-BRX_BX2050 DIGA file sharing
\\DMR-BRX_BX2050\IPC$ IPC Service (DIGA file sharing)
\\DMR-BRX_BX2050\USER_area User area of DIGA HDD
smbclient -L (コンピューター名)
は、共有フォルダーを提供しているコンピューター名を指定して、共有フォルダーの一覧を確認します。
$ smbclient -L (コンピューター名)
#共有フォルダーをマウントする
mount -t cifs
で共有フォルダーをマウントします。
尚、user= と password= には共有フォルダーにアクセス権のあるユーザー名とパスワードを適宜指定してください。
$ sudo mount -t cifs -o user=abc,password=xxx //(コンピューター名)/(共有フォルダー名) /(マウント先)