・準備
実は学生時代からIT業界には興味があって、ブルーバックスのプログラミング本(JavaやC)を読んでました。当時は難しいという理由+必要性が感じられないという理由でまったく身につきませんでした。その後、新卒の会社でも「将来は理系の知識を活かした部署に行きたい」と思っていたので、Rやファイナンスの勉強をしていました。ここでも具体的な業務必要性がなかったので本格的な勉強はしていません。
このようにもともと統計やらITには興味がありました。
その後2社目3社目でも直接的にデータやITはやっていませんが、関係する仕事で自主的に勉強していました。
・やってよかったこと
1.時間がかかってもいいのでコツコツ勉強する。
→半年や1年でスキルを習得することは難しいです。ITはプログラミングだけではないので周辺の知識や経験を身につけておくことでデメリットはひとつもないです。それに長期間継続的に勉強できなければIT適性がないのですぐの転職はあきらめましょう。
〇私がやったこと
・PythonやR、C、ネットワーク、サーバーなど本買って勉強する
・日経プログラミングと日経Linuxを購読する
・ラズパイやアルディーノをやる
・お金を払っていても研修に参加する ex.メーカー主催の研修や職業訓練がやっているセミナー
〇やっていた方がよかったこと
・イベント参加による人脈構築
・SNSや動画発信
2.少しでも現業務でITやプログラミングと関連することがあれば勉強しておく
→めちゃくちゃ重要。ITといっても顧客業務理解やビジネス理解は必須です。まったく関係ない業務であってもITとは切り離すことはできないので、逆にそれを強みにします。
例えば飲食店で働かれている方であれば、「廃棄材料が増えてしまって店の収支を圧迫していた。コストを下げたいと思い、最適なシステムを作りたいと思いプログラミングやデータサイエンスに興味を持った。自分で勉強し作成したもののスキルが足りないと思い、スクールに通って習得した。その中でITの重要性や発展性に興味を持って、転職を考えています。将来的には自分の飲食業界での経験を活かして、中小でノウハウがないような人たちに対してより効率的な店舗運営になどお手伝いができるビジネスをやってみたいです。」など。
ちまたでよく聞くのが、結局プログラミングスクールで学んだポートフォリトは誰でも同じですぐに面接官はすぐに見抜くということです。それよりも、自分で問題意識をもって、考えて、へっぽこでも何か生み出した人の方が転職市場では評価されます。評価しない会社や面接官は、それだけの会社です。もちろん意思を持たないロボット同然のプログラミング作業者がほしい企業は評価しないでしょう。そんな会社は人件費度返しの下請けしかやっておらず、間違いなくブラックで、成長できる環境ではないです。
・伝えたいこと
転職市場は、営業と一緒です!いかに競合製品や競合会社(この場合は求職者)ではなく、自社を選んでもらえるか。数か月のプログラミングスクールで学んだスキルなどは誰でも同じです。そんなスキルは仕事やればすぐに逆転できます。個人の経験を活かして、オンリーワンの自分となり他の求職者に勝ちましょう!