なぜデジタル資産は不正利用できないのか
デジタル資産と呼ばれるNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン))ですが、仮想通貨は金のやりとりをマイニングすることで取引を承認する。それと同じ流れでNFTもマイニングすることで資産の価値を承認することになる。不正取引が横行しているであろう、この世の中で外部者から取引が正しいのか確認できる資産であるから人気が出ているのであろう。
では、元々価値が無いモノを価値のあるモノに生まれ変わらせるのはどうすればいいのか
プラットホームを面白くしてみる
例えば、3秒間の効果音を売るNFTプラットホームがあったとして、その3秒間をどうUI的に面白みを持たせるかによって買ってくれるであろうユーザーがでてくる。これは単純に面白いから買ってくれるという趣味的な価値になってきますね。
綺麗だから買ってみる。好きな芸能人が使っているから買ってみる。みんなに自慢したいから買ってみる。これらが一つの価値の見出し方になってくると思ってます。ただ、著者や発行者のブランド力などのバックボーンがなく、全く無いモノに価値をつけていくのは、路上ライブから有名になっていくアーティスト並みに難しいということでもある。何にせよ、後ろ盾なしで世間に認めてもらえるぐらいのプラットホームをつくることがwebエンジニア(フロント・バック・インフラ)にとっての最大の誇りなのかもしれませんね。一曲で有名になる歌手もいれば、何十曲とつくってやっと有名になる歌手。webサービスに限っても似たような仕組みなのではないでしょうか。世間にニーズがあった心が揺さぶられるような、そんなwebサービスを開発する。便利になることも大事ですが、使っていてワクワクするようなwebサービスはもっと大事。遊び心は大切に。
バックボーンで押し切る
NFTという流行トレンド(少しトレンド離れしているが)に大企業から発のサービスが加わったら根幹が信用性に満ちているので、面白みが多少欠けていてもバズる可能性があり、そしてまた価値が無いモノに価値がついていく。これは、長期的な資産上昇が考えられる投資的な側面で安定感があるので利口的な価値の創造かなと思います。ただ、個人的に長期的な資産上昇を考えての保有は面白みに欠けていると思っていて保有をしている間でもその価値を楽しめるような造りの方が面白いのでバックボーンで押し切る系のNFTサービスには保有間価値があるものをつくってもらいたいですね。例えばの話、元レペゼン地球の銀太さんがヨーロッパで「ポテトのタトゥー」をみせたらポテトが無料になった。みたいなそんなエピソードがNFTを通して、もっと生まれていければ精神的な豊かな世の中になっていくのではないかと思ってます。
ソーシャルゲーム戦法で勝負
7つあるドラゴンボールを全て揃えると願いが叶うわけではないですか。これを例えば、7つある商品を全て揃えて取引アドレスを並べるとそれが鍵になって眠っている何かが解禁されるみたいなミステリーゾーンをつくることによってみたいなマーケティング戦略?をしていくやり方。これは、人間の心理につけ込む事が大事だとは思うのですが、SNS特有のゲームに飽きて気づいたら何でこんなゲームに課金してしまったんだーみたいな後悔をなくす仕組みづくりにできるがNFTだと思っているので有名なソシャゲが早々NFT進出していってソシャゲ民が儲かるような仕組みが出来上がったら面白いなと思います。まあ、お金目的のソシャゲがNFT進出するとは思いませんが。
まとめ
価値のないモノからあるモノにってテーマで書きましたが、単純に最初から価値があるモノもあります。例えばアスリートのカードみたいな、そんなNFTサービスをつくることもバックボーンがあれば可能だとは思いますので様々豊かな面白いNFTサービスをつくっていきましょう。ECサービスは商品が必要ですが、NFTは商品が実際になくてもつくることは可能なので発想次第で無限通りのアイデアが出てきて考えてる時間がすごく楽しいです。開発進めないと何も生まれないんですけどね。。