はじめに
本記事は、2020年4月の基本情報技術者試験を合格するための計画及び結果を記載する記事です。
週次と月次で計画を立て、更新していくので同様に基本情報の取得を目指している人にとっても参考になるといいなと思います。
目標と結果
午前免除試験に合格した状態で、2020年4月の基本情報技術者試験に合格する。
2019年12月 午前免除試験
合格しました!
2020年4月 基本情報技術者試験
未受験(結果が出次第追記)
計画概要
10月~11月
参考書をベースに午前問題の範囲を一通り勉強。
管理は独習ゼミを基準に行う。
主に解説を読み、演習問題を解く。
分野はテクノロジ系13項目、マネジメント系3項目、ストラテジ系7項目の計23項目。
6週間で23項目なので、平均すると1週間に4項目くらいのペース。
12月
午前問題の範囲の過去問を、1週間に1回分解く。
後半2回分は模擬形式で(時間は問わない)。
午前免除試験の合格基準である6割正解を目指す。
内容理解重視で8割を目指す。
12/8に午前免除試験を受験する。
1月
午前免除試験に合格したら午後試験の勉強に入る。
参考書をベースに勉強。
↓不合格の場合
午前問題の範囲の過去問を、1週間に1回分解く。
80問を150分以内に解けるように、時間計測をしながら模擬形式で過去問を解く。
8割正解を目指す。
1/26に午前免除試験を受験する。
2月
参考書をベースに午後問題の範囲を一通り勉強。
主に解説を読み、演習問題を解く。
選択問題のうち、得意な分野を見つける。
3月
午後問題の範囲の過去問を、1週間に1回分解く。
後半2回分は150分以内に解けるように、時間計測をしながら模擬形式で過去問を解く。
4月
午後問題の範囲の過去問を、1週間に1回分解く。
8割正解を目指す。
4/19ごろに基本情報技術者試験を受験する。
月次計画
10月←午前対策
###11月
###12月
###1月
###2月←午後対策
###3月
出題範囲
テクノロジ系(午前80問中50問)
1.基礎理論
(離散数学・応用数学・情報理論・通信理論・計測制御理論)
2.アルゴリズムとプログラミング
(データ構造・アルゴリズム・プログラミング・プログラム言語・マークアップ言語など)
3.コンピュータ構成要素
(プロセッサ・メモリ・バス・入出力デバイス・入出力装置)
4.システム構成要素
(システムの構成・システム評価指標)
5.ソフトウェア
(オペレーティングシステム・ミドルウェア・ファイルシステム・開発ツール・オープンソースソフトウェア)
6.ハードウェア
(ハードウェア全般)
7.ヒューマンインターフェイス
(ヒューマンインターフェイス技術・インターフェイス設計)
8.マルチメディア
(マルチメディア技術・マルチメディア応用)
9.データベース
(データベース方式・データベース設計・データ操作・トランザクション処理・データベース応用)
10.ネットワーク
(ネットワーク方式・データ通信と制御・通信プロトコル・ネットワーク管理・ネットワーク応用)
11.セキュリティ
(情報セキュリティ・情報セキュリティ管理・セキュリティ技術評価・情報セキュリティ対策・セキュリティ実装技術)
12.システム開発技術
(システム要件定義・システム方式設計・ソフトウェア要件定義・ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計・ソフトウェア構築・ソフトウェア結合/ソフトウェア適格性確認テスト・システム結合/システム適格性確認テスト・導入・受入支援・保守・廃棄)
13.ソフトウェア開発管理技術
(開発プロセス手法・知的財産適用管理・開発環境管理・構成管理・変更管理)
マネジメント系(午前80問中10問)
14.プロジェクトマネジメント
(プロジェクトマネジメント・統合マネジメント・ステークホルダマネジメント・スコープマネジメント・タイムマネジメント・コストマネジメント・品質マネジメント・資源マネジメント・コミュニケーションマネジメント・リスクマネジメント・調達マネジメント)
15.サービスマネジメント
(サービスマネジメント・サービスの設計/移行・サービスマネジメントプロセス・サービスの運用・ファシリティマネジメント)
16.システム監査
(システム監査・内部統制)
ストラテジ系(午前80問中20問)
17.システム戦略
(情報システム戦略・業務プロセス・ソリューションビジネス・システム活用促進・評価)
18.システム企画
(システム化計画・要件定義・調達計画・実施)
19.経営戦略マネジメント
(経営戦略手法・マーケティング・ビジネス戦略と目標・評価・経営管理システム)
20.技術戦略マネジメント
(技術開発戦略の立案・技術開発計画)
21.ビジネスインダストリ
(ビジネスシステム・エンジニアリングシステム・e-ビジネス・民生機器・産業機器)
22.企業活動
(経営組織論・OR/IE・会計財務)
23.法務
(知的財産権・セキュリティ関連法規・労働関連/取引関連法規・その他の法律/ガイドライン/技術者倫理・標準化関連)
感想
今回の研修を通しての感想
基本情報技術者試験の合格を目指すという取り組みを通じて、エンジニアという職業に求められる知識や技能の幅広さ、学び続けることの大切さを改めて理解することができました。また、Qiitaへの投稿を通じて、目的を設定すること、PDCAサイクル、報連相の重要性も実感できたと思います。
研修の始めは大学の課題と同時に試験の勉強をすることに難しさを感じてしましたが、それでも毎週の投稿と頂いたフィードバックのおかげで午前試験に合格できました。毎週の投稿を通じて、目標設定、行動の検証ができたからです。自分の問題点を認識してそれについてアドバイスを受けなければ有効な対策もできずに午前試験に合格できなかったと思います。短い期間での受験だったので不安でしたが報告、連絡、相談の動作によってしっかりと試験に臨めました。
反省すべき点は午後試験対策です。アルゴリズムへの苦手意識はなかなか消えていないからです。午前試験とは異なり、思考力や複雑そうに見える問題への冷静な対処が要求されますがそれができていません。しかし、このような問題点を認識し次へつなげるプロセスを長く続けられたのはすごくいい経験になったと思います。
午後試験はコロナウイルスの影響でどうなるかわかりませんが、会社で楽しんで働くための基礎的なITの知識は試験勉強のおかげで得られたように思うので、自信を持って同期と一緒にこれから新社会人として頑張っていきたいです。