はじめに
作ったRPAや作ろうとしているRPAのアイデアって、どのように管理していますか?
ほとんどの場合が『Excelのリストで一覧にしている』という管理方法がほとんどでは無いかなと思います。もちろん、出来ます!それもアリです!ですが、是非Automation Hubを活用することをオススメします。
オススメその1
テンプレートがあることで、全員がもれなく同じ項目について、ほぼ同じような認識で記載できる
これはRPA管理者にとってはかなり重要で、特に「既存の作業時間」について、作業頻度や人数、その他にも手戻りの時間やチェックの時間なども含めて算出することができます。
既存の作業時間について、悩まれる業務ユーザーの方も多いと思いますし、手入力であれば見落としてしまう暗黙の時間なども含めることができるので、根拠のある時間になります。
たまーに、掛け算でこの数字がとんでもないことになって一同驚愕した・・・!という事件もありましたが、入力時の勘違いもありましたが、実は実際にはこんなにかかっていたというケースもありました
オススメその2
データを一覧でCSV形式にてダウンロードできる
Excel管理と変わらないじゃないかと思われそうですが、どうしてもAutomation Hub上だけで見るには限界があるので、こうしたデータエクスポートの機能はSaaSシステムでは重要です!しかも出力項目や絞り込みなどかなりカスタマイズ可能で、さらにカスタマイズしたビューを同じロール内で共有することもできるようになりました。進化して嬉しいです。
この機能がないと、最悪、RPAでスクレイピングするしかなくなるので、実はポイントとして大きいです。
場合によってはオススメ
進捗管理が可視化できる
要件定義や開発、テストといったフェーズ管理ができ、さらに案件に依頼者や開発者など関わるメンバーを全員紐づけることができるので、プロ開発の場合でも、待ちなのか、開発中なのかなど確認することができます。
但し、この場合は関係者全員で統一ルールによる利用が必要であるため、やや活用ハードルは高めかもしれません
難点
- ライセンス費用がかかる
- ユーザー情報のメンテナンスが大変
- 集計などのBIデータを正確に利用するためにはかなりの入力精度が必要
難点もありますが、データクレンジングが完璧にできなくても共有情報としてだけでもかなり有益なものになっています。
もっともっとオススメしたいポイントもありますが、少しでも興味を持ってくれる管理者の方がいたら嬉しいなと思います