はじめに
最近はAndroidの開発がメインですが、サーバーサイドも忘れないよう個人での開発も進めています。
そんな中で今回は試験的に導入したK2コンパイラに関して、導入方法などを備忘録的に残しておこうと思います。
K2コンパイラとは?
そもそもK2コンパイラとはなんぞやというお話なのですが、簡単に申し上げると【安定性やパフォーマンス向上を目的とした次世代のコンパイラ】になります。
K2コンパイラは、旧コンパイラに比較して大幅に高速化されているとのことで、JetBrainsのベンチマークによると2倍のスピードアップが期待できるとの事。
また、すべてのプラットフォームでこの最適化の恩恵を受けられるような仕組みを新たに導入しているようです。
この事から多様化していくKotlinの動きを見据えた調整であるということが見て取れますね。
導入方法
導入方法は非常にシンプルで、以下をgradleに追加する形になります。
kotlin {
sourceSets.all {
languageSettings {
languageVersion = "2.0"
}
}
}
注意点としては、現段階ではアルファ版なので、Kotlin/Nativeやマルチプラットフォームはまだサポートされていないとのことです。
今回のコンパイラの仕組み上、現状はサポートされていなくてもどこかのタイミングで必ずサポートされるはずなので、続報を要チェックですね。
導入手順は以上になります。
さいごに
ついに三十路になってしまいました、、、